カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

産土神社に行ったはいいが

 

 

先日、初めて産土神社なる場所に行ってみた。

 

 

 

生まれたのが世田谷区池尻という場所で

神社庁に電話で聞いてみたところ、池尻大橋駅にほど近い神社を教えていただいた。

 

 

 

それが2016年のことだった。

 

 

 

行くといいことがある?とか聞いていたので、気になっていたが、近くに行くこともないし、機会はなかなか見つけられずにいた。

 

 

 

ところが、2月に某サイトのオフ会で知り合った人(仮にKさんとします)が、3月のケツ展にわざわざ来てくださり、画廊で話をしていたところ、

 

 

 

なんと職場らしきところが池尻で、

その神社にもよくお参りされているという。

 


で、これはご縁だなと、Kさんにお誘いいただくままに、一緒に伺うことにする。

 

 

 

ただこの時、Kさんは戸隠神社に行くツアーの話もされていて、そこまでは神社関連でよかったのだが

 

 

 

わざわざおみやげまで用意いただいて、それがコンニャク米で、その職場らしき所にお店があり、それを含めて健康食品などが販売されているという。

 

 

 

初めてお会いした時、確か彼女はピラティスのインストラクターということだった。

 


いただいた名刺には、その旨は書かれていなくて、代わりにいくつかの企業名らしきものが書かれていた。

 

 

 

で、最初に話を聞いた様子では、その内の一つを任されているようだった。

 

 

 

それで、私は彼女のことを、経営者なのだと思っていた。

 


その池尻の職場らしき所では、ピラティスを教えているわけでもないらしい。

 


それで、彼女は2つの仕事をこなす、やり手のビジネスウーマンのように思った。

 

 

 

で、その職場らしき所に、一度見に来るよう勧められた。

 

 

 

でも普通は、自分の職場にほぼ初対面の人を呼ぶというのはあまりないことだから、微妙に違和感があった。

 

 

 

さらに戸隠にしろ、商品にしろ、詳しく説明することにも違和感を覚えた。

 

 

 

人の展示に来たにしては、自分の扱うものを推す割合が微妙に多い気がしたのだ。

 


でも経営者であるなら自分が何を扱っているか話すのは、自然なことにも思えたし

 


産土神社が関係したことだから、呼ばれているのかもしれないとも考え

 


断るのも神様に背くような気がして

店舗内にあるカフェでランチするということで約束をした。

 

 

 

 


で、当日は池尻大橋駅で、待ち合わせ

 

 

 

産土神社のお参りをした。

 

 

 

地図では小さい神社だったが

 


かつては水が湧いていて、さらに大山街道沿いで

 


大山と皇居を結ぶ途上にあるという。

 

 

 

その後、彼女が予約してくれたイギリス風カフェで食事した。

 

 

 

そのカフェもわりといい感じだった。

 

 

 

小一時間ネコのことなど他愛ない話をした後、彼女は自分の扱う商品の試供品やパンフレットを出してきた。

 

 

 

 


ノニジュースやCBDオイルについての説明で、私が知っているCBD製品よりかなり金額は高く、

 


一部、ネットワークビジネスを想起させる表記があった。

 

 

 

そのカフェの上に店舗があるという話をだったが、彼女からは上に行こうと言わなかった。

 


で、危険とは思ったが、私から

「せっかく来たから寄って行く」と言ったのだ。

 

 

 

果たしてそこは、ネットワークビジネスの牙城であった(笑)

 

 

 

彼女が経営者でなく、その組織のメンバーであることがわかったし

 


すぐに上のポジションの人が2人来て

大きな神棚にお参りし

 

 

 

その内の一人が、先ほどまで彼女が話した通り、戸隠神社ツアーについて説明を始めた。

 

 

 

時の有力者が力を得てきた、通常では参拝できないお宮があり、お神楽を奉納するという。

 

 

 

中ではいくつものグループが、ツリー構造になった図を前に計算をしていた。

 

 

 

金を目的に動く人間たちが漂わせる雰囲気の異様さに、朝からしていた頭痛の理由はこれかと思った。

 

 

 

早く帰りたくなり、話の途中で

「帰ります」

と立ち上がって、ポン酢だけ一本買ってその場を後にした。

 

 

 

なんだか、悲しかった。

 

 

 

展示の知らせを出すと、たまにこうしたビジネスに誘う目的の人が来る。

 

 

 

単純に商品を扱うところのことが多いが、

今回のように、微妙に宗教と絡んでいるところもある。

 

 

 

戸隠神社は普通にパワースポットだし、誰でも行けるから、抵抗は少ないかもしれないが、

 

 

 

力を求めてすがる様は、宗教に入れ込む人と変わらない。

 

 

 

かく言う自分もかつてはそうだったし、

今もそういう部分はある。

 


展覧会に誘うにしても、下心がないとは言えないし、友達とはいえ、持ちつ持たれつな部分はある。

 

 

 

でも、もしかしたら友達になれるかもと思った人は、私をそう見てはいなかった。

 


「買ってくださいとは言いません、

ただこういうものを扱っていると、知って欲しかっただけ」

と言っているが、そうなのだろうか。

 

 

 

自分の中には違和感が残る。

 


そしてあそこには二度と行く気がしない。

 


友達なら、個人的に言ってくれてもいいけれど(実際そういう友人もいる)

 


組織まで連れて行かないで欲しいし

親玉には説得させないでほしい。

 


ま、店に入ると言ったのは

私ですけど(笑)

 


早く決着がついて良かった。

 


でないと彼女については

謎が多過ぎた。

 

 

 

 


カフェの味は良かったし

神社もいい雰囲気だったけれど。

 


まあ、私が神社に行く動機だって、不純である。

 


それを見せられた感じだろうか。

 

 

 

でもネットワークビジネスって

そんなに効率いいかな?

 


理論上ではそうかもしれないけれど

実際は理論とは違う。

 

 

 

気分転換に、学芸大学か祐天寺まで歩いて出ることにした。

 

 

 

祐天寺の方がわかりやすい。

 

 

 

かつて父が三宿病院に入院していた頃

何度か歩いたことがある。

 

 

 

 


自分の生まれた病院と、弟の生まれた病院、

両親の仕事をしていた辺りも見て、祐天寺に向かった。

 

 

 

 


せっかくだから、いいカフェがないか探した。

 

 

 

商店街は東側に伸びているようだ。

 

 

 

と、商店街のはずれに、いい感じの古民家レストランが見つかった!

 

 

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雰囲気はいいし

コーヒーも美味しくて大満足!

 

 

そのあとウロウロしていたら

隣の通りにもっとたくさんいい店を見つけた!

 

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ここで電池が切れたので

写せなかったけど

 

 

残念なことがあれば

いいこともあるってことだね。