6月に入りました。
徐々に、お店等の自粛解除がされています。
長かったような、あっという間のような。
でもそれなりにいろいろなことがありましたね。
これからすんなり元に戻るということもないでしょうし。
それにしてもよかったと思うのは、去年、たくさん旅をしておいたことです。
今年なら、ああは行かなかったでしょう。
特に、温浴施設でのザコ寝とか、シェアハウスとかドミトリーとかは
今年だったら考えられないと思います。
あの時点で、インフルエンザとかだったら、あっという間に感染してしまうなと感じました。
そのくらい三密そのものの空間でした。
だから、あの流れはある意味奇跡的でした。
友人宅に泊まらせていただくのだって、今年だったら難しかったと思います。
昨年前半は主に旅行で親戚宅とか、知人を訪ねたりしていましたが
後半は離婚したことをカミングアウトして、主に知人宅に寄らせてもらいました。
その呼びかけを確か7月にフェイスブックでしたのですが
その時印象的だったのが、呼びかけに即時応えてくれた人の多くが
クリスチャンだったことです。
日本には確か、クリスチャンは1%くらいしかいなかったと思います。
私はクリスチャンではありませんが、母は教会が好きで
弟はミッション系の幼稚園に行かされ、その当時だけ月1くらいの頻度で
日曜に幼稚園や教会に集まって賛美歌などを歌っていました。
その後は娘がプロテスタントの高校に行きましたので
保護者のための月一の聖書教室には出ていました。
家族みな、どことなくキリスト教の考え方がベースとしてあるような気がしますが
それでも本当のクリスチャンの人に接すると、違う思考形態を感じます。
で、昨年もそういったことで、やはりこうして困っている人に対しては
すぐに行動を起こすのがクリスチャンの人なのだと思いました。
普段話している分には、特別クリスチャン的だと思うこともないのですが
そうした時には、やはり一般的な日本人とは違うのです。
ヨーロッパでも、日本にいるときとは違う親切さを感じます。
街でキョロキョロしていれば、毎日誰かしら声をかけてくれたり
助けてくれたりするのです。
結局どうしたわけか、クリスチャンの方々の家に泊まる流れにはならなかったのですが
彼らのおかげで、安心と心強さを感じました。
今年の4月にZOOMのテストをする旨を呼びかけた際も
すぐ反応したのはクリスチャン、それも2人はよくつるんでいる人ですが
他の人は、普段フェイスブックでも「いいね」くらいはしても
ほとんどコメントを書き込むこともないような間柄の人です。
やはりそうした意識が、骨の髄まで染み渡っている人々のように感じました。