カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

決して噛み合わない需要

先日、人との違いにいちいち打ちのめされているという話を書いたが

 

後日、あるところから少し、先の油科の人の話を耳にした。

 

 

 

パパ活を受けてるんだそうだ。笑

 

 

友人がパパ活をする話をしていたから、ああ、客というか施しを受ける側は

こういう感じなのだと話が繋がった。

 

 

でも、たいしたものだと思った。

 

私が彼女頃の年には、そんな度胸も才覚もなかった。

 

 

当時は援助交際ということばはあったが、自分からは遠いことばだった。

 

援助されるに値する若さも、美貌もなかった。

 

 

と、一瞬思ったが、そういえば22年付き合った人と知り合ったのは、そのころだったから、私の方がもっと壊れていたかもしれない。

 

 

ただ結婚していたので、金を取ろうとは思っていなかった・・

 

いやいや、金ももらえるに越したことはないと思っていた(笑)

 

 

 

 

で、彼氏として話していたのも、実は彼氏でもなんでもなく

パパ活の人だという。

 

 

まあ、どういう形で金を取るか。それは問題じゃないと思う。

 

絵描きにパトロンがいるのは男女問わず珍しい話じゃなし

 

どっちにしたって、どこかで取らないわけに行かないのだから。

 

 

どんな形で取ろうと、生きていればいいわけである。

 

 

その人が生きていることが、最も大切なことなのだから。

 

 

パパ活の人と「お別れしてきた」とは言わないだろうし

おそらく大金をくれた人は、本当に彼氏だったのではないか。

 

若さでもなんでも売り物になるならば、どんどん売って稼げばいいと思う。

 

 

「今、給付金とか出るから、調子に乗っているだけっすよ」

と、パパ活であることを暴露した人は言っていたが

 

調子に乗るのも可愛いのではないか。

 

いつも立場は不確かなアーティスト、たまの騒ぎにくらい

調子に乗っていたいものだ。

 

私も、調子に乗っている(笑)

 

 

いつも、もらえる金を啖呵を切って拒否したりしているが

あとでものすごく残念だ(笑)

 

 

なぜあの時あんなことを言ったのだろうと、あとあとまで悶絶する。

 

彼女は若いし美人だし、才覚もあるのだから、好きなように取ったらいい。

 

 

でも、それであのオッサンについての鬱憤だったのだと、少し納得した。

 

 

そもそも私の家はオッサンの不条理にかき回されまくっていたので

とてもじゃないけど、外でもオッサンの相手をしようとは思えなかった。

 

本当は、壊れていたから、修復のためにも援助されることが必要だったようにも思う。

 

脱毛と育毛のように

若い女とオッサンの需要は、永遠に噛み合う兆しがない。