カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

春のにょろにょろ系

西友で、めずらしい魚発見。
「げんげ」
とな。

なんとなくぬらっとした、深海魚系。

ちょっと失敗するかもと思ったが、
一年振り(ロンドンでのキドニーパイ以来)に大失敗も一興かなと思い、
買ってみた。(2きれで300円、安い・・のがアヤシイ)

成功ばっかじゃつまんない、たまには大失敗しないと(笑)。


水っぽい感じで、アンコウ系だったので
ミソ仕立てで鍋っぽくするかなと。

もしくはアナゴ系で佃煮っぽく甘辛煮かなと。
でもま、ミソに。

ダシの味は大変よい。ミソも正解だった。

が、身がどうも、ぬらっとしておる。
それがハンパなく。
ずるるん、とか、どるるる、てな具合である。
やはり、アンコウ系。

だが、骨はするどい。
それはアナゴ系(である気がする)。

どろどろしてつかめず、身が食べづらい。
子どもは音を上げるが、さもありなんとあきらめて
納豆を出す。

身自体はタンパクで、悪い味ではない。

残りはアナゴ風に甘辛く煮ることにする。

ここで、検索する。
http://www11.plala.or.jp/mall/genge01.html

「げんげ」とは、「幻魚」と書くらしいが、
もとは「下の下」ということらしい。

他の産物のアマエビなどをキズつけてしまう、海の困りものだったためらしい。

全体はタチウオのような、細長いナリ。
富山で取れるらしいが、買ってきたのは青森産だった。

味噌汁に入れるらしいので、まあ、間違いではなかった。

近年はカラアゲや寿司などで好まれているそうだ。

が、あれをおろすのは容易じゃーあるめい。
なにしろぬらっとなので、ぶつ切りがせいぜい。
相応の技術が必要であろう。

甘辛煮も、正解であった。
ぬらっと感があまり気にならず、おいしいご飯のおかずになってくれた。

たまに冒険すると、成功でも失敗でも、ワイルド感が増して
自分の新鮮度?を保てる気がする。
煮詰まった時には、突破口になる気もする。

やはり、一つところに安住していてはならない。冒険せねば。(笑)


さて、先日久しぶりに呑み屋に連れて行ってもらい、
その駄菓子バーより帰る折。

久々の夜気のあたたかさに、気分もゆるんでいた時である。

目の前の通りに、キツネのエリマキ状のものが飛び出して来た!

白っぽく、細長く、ふさふさしておる。

パッと見、イタチかテンのようであった。

即座に浮かんだのは、タヌキ? ハクビシン?という文字だった。
そして噛まれるとキケンだから、近づいてはならない!ということだった。

しっぼだけで40~50センチ、頭から尻までも同じくらいの長さ、
全体で1メートル近くあった。

その比率からするとハクビシンだが、
ググッた特徴からすると、ハクビシンにしてはシッポがフサフサ過ぎ。

顔もイタチのように丸くなく、ハナはツンとイヌのように尖っておった。

しかし、耳はやや丸っこい。

そしてウデから肩にボレロを着たように
一部黒っぽくなっているが、それはタヌキの特徴らしい。

判然としないが、何枚か写真を見たかぎりでは
ハクビシンのようである。(参考にさせていただいたのはこちらのページです。)
http://www.ax.sakura.ne.jp/%7Ehy4477/link/zukan/niku/0005hakubisin.htm

ウワサでは、自宅のあたりは、両方目撃証言が多々ある。


後を追ったが、もう姿は見えなかった。
出てきたところは川のほう、向かった先には、山がある。

あたたかくなったから、出てきたのであろう。

以上、春のにょろにょろ系2種でした。
(参考にさせていただきました
http://tokyotanuki.jp/comparison.htm「東京たぬき探検隊!」
というサイトの
間違ったタヌキの絵が大変笑えます。)