カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

場の支配者による影響

今月、いくつかヒーリングを受けたからなのか
いや、おそらくそれがなくても15日以後、天王星の位置が牡羊座から
牡牛座に移ったんだったか、地球に入るエネルギーが増えたようで、
立て続けに気づきが起こった。
 
 
そのうちの一つに、やはり同じ空間にいる人からは多大な影響を受けるということがある。
 
 
逆にこちらも他者に影響しているが。
 
 
同じ空間内にいる人は、魂が重なったような感じになっている。
 
そして、その空間が誰の支配する場所なのか、それによって場の性質はかなり変わる。
 
親許にいる子供たちは、育つ過程でももちろん親の影響を大きく受けるが、親の持つ場(つまり家)の影響も受ける。
 
 
家から出れば、育つ過程で受け取った影響は残るが、場の影響からは抜ける。
 
だから親をある程度客観的な目で見ることが可能になる。
 
 
そう考えると、今の家に移ってから、夫の人格が変わったように見えていたが、おそらく関係性が変わったのだと思う。
 
それまでは、契約者も私で、私が家賃を払っていた家にいた。
 
つまりもともと私の家だったのだ(賃貸だけれど)。
 
夫はただの居候だった。
 
 
だから、気に障ることはいろいろあったが、まだ立場的には同等に近く、共同生活をできている感覚はあった。
 
しかし、今の家は夫がすべて資金を出して購入した。
 
この家は夫のもので、私は間借り人になったのだ。
 
そのため、夫は無意識であるとは思うが、全権をふるい始めた。
 
それまでもある程度はマイペースな人間だったが、ここにきてからはもはや傍若無人となり、私は他者としてほとんど認識されなくなった。
 
バンプリズム自体は以前の家でもあったが、私は不調が夫によるものとは当時思っていなかったし、実際寺で受けた影響の方が目立っていたので、気づいていなかった。
 
もしかしたら、夫は自分が家を手に入れたことで、意識的にも私の話を聞く必要はないと思い始めたのかもしれないが、その辺りはわからない。
 
しかし家には、そうした意識的・無意識的なものを含めて、金銭や思いによって構成される力学が働いている気がする。
 
場の管理人によって、他の住人は支配されるに近いような形になり、様々に影響されるように見える。
 
そう考えると、実家でのことや、またそこから出て一人暮らしを始めた時のこと、また夫と同居してからや、今の家に移ってからのことが納得いくように思えるのである。
 
 
影響をなくしたければ、その場から出るよりない。
 
 
他の場所に行けば、別の影響もあるとは思うが、物理的に遠ざかれば、少なくとも元にいた場所を支配する人間からの影響は薄くなると思われる。