カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

後悔はなく、諦念?

さて、ヤフーブログでの記事も
これが最後かと思います。

次回は、ご挨拶だけになると思います。


今月中には「はてなブログ」の方に
移行予定です。


引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今日は有終の美でもなんでもなく、
恥のかき納めといった内容になると思います。



一応、22年近く付き合ってきた、
某氏についてです。

前回、「悪夢について」でも書きましたが
夢の中で真の顔が暴かれた人です(笑)


仮にTさんとしましょう。


この人は元警察官で、以前の記事にも
たま~に登場しましたが

和尚から紹介された人で
剣道をしていますが、刀剣カフェの記事で武田に関係しているんじゃないか?と書いたことがあります。


見た感じやエピソードも
こち亀」の両さんに似ていますが
秋本さんは下町の人の特徴をよく捉えていると感じます。


警察官だけあって、道や地名の覚え方はさすがプロだし、住所を見て現地にたどり着く早さもすごいので、街歩きにはずいぶん助かりました。


よく22年も付き合えたと思いますが、

この人はまさに自分のシェルターだったんだと感じます。

文字通り依存していました。


私にとっては、どこか親的な人だったんだと思います。


一緒にいることで安心していた。


保護者だったんだと思います。



話し方がうまくないので、いつも何がどうなんだか聞いてもよくわからなかったんですが


これだけ付き合いが長いと、近年はそこそこわかるようになってきていました。


あまり自分の内側のことを話すことはなかったけれど


今年の初めだったか?わりと詳しく話を聞きました。


産みの母と育ての母がいるということはわかっていたんですが


Tさんがまだ小さい内に、実のお母様は外に男性を作って出て行かれたということでした。

でも居場所はわかっていて、連絡は取っていて、会ったりもしていたようです。

亡くなる前にも会っていて

そこそこTさんとそのご兄弟のためにお金も残されていたそうです。


そう聞いて、生い立ちが私の父に似ていると思いました。


父の実の母は、祖父から一方的に縁切りをされていたにもかかわらず、父は自分の母親のことを死ぬまで許していませんでした。


そこにどんな真実があったのか
私が聞き出そうとしても決して口を開こうとしなかったので

私にはわかりません。


父とTさんの生い立ちが似ているのは
奇遇とも言えますが、ある意味当然とも言えます。


同じ鋳型に同じものがハマっただけということです。


世代も生まれも気質も違うので
両者の印象は違っていましたが


結局私を愛さなかったという点については
似通っているかもしれません。


父はそれでも私に責任を感じていましたし
私から見ると愛でないように見えても
それは不器用なだけで、愛であったと言える気もします。


一方Tさんは、まだもの腰は柔らかいようでしたが

私はただの慰みものでした。


実の母と育ての母に対し、敵対するような感情は見受けられないですが

実際はどうかわかりませんし、
聞くこともなんとなく憚られます。


まあ、でも、少なくとも
私に関しては、何か血の通った温かいものは感じられません。


私は、それに気づいていたとも言えるし、気づかなかったとも、いや、気づきたくなかったんだと思います。


私はそれでよかったんでしょうか。


自分の深いところの声を聞くと


「愛して欲しくない。

セックスしたら、さっさと行っちゃってよ。」



そんな感じなのです。


まるで前世の、女郎の時のセリフみたいですね。



放っておいて欲しかった。


ただもう、何にも触れず、そっとしておいて欲しかった。


それだけでした。


ただみんな、閉ざしていたのだと思います。


もうすぐ、この関係も終わります。



どこか寂しいような

でも早く終わらせたいような。


これでよかった・・わけじゃないのかもしれないけれど


どうしようもない


でも後悔はない、かもしれない


会えてよかったとは思う。



この人でないと知り得ないこともたくさん知った。


そして、もう十分なのだと感じます。



もう少ししたら

なんであんなのと付き合ってしまったんだろうと思うのかもしれないけれど


とりあえず今は、これでいいです。




疲れたね、自分


よくやったね。