カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

駄菓子屋横丁(の、なごり)

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日暮里に行ってきました。

5年前だったか、駅近くの駄菓子屋横丁に行ったが、
再開発でなくなると聞いていた。

その後駅前は高層マンションが建ってすっかり様変わりし、
舎人ライナーも開通した。


で、先日なにげなく入った某ビルの2階に
新しい駄菓子問屋を発見!

期待していなかったので、嬉しかった。


アド街で見て子どもが欲しがっていたので、糸引きアメ一箱500円を買う。
こんなに食べられるわけないけど、箱売りだし近所の人にあげればいいし・・
と、テキトーに言い訳をつける。(もらった人も困るだろう)

子どもは、近所に駄菓子屋があった幼稚園の頃、このアメを毎日食べていた。

右側のバラの菓子は、雑司が谷鬼子母神境内の駄菓子屋で買ったものだ。

きなこ棒は安心できる味だけど、他はうまいものではない。
むしろマズい(笑)。下世話な味。

でも、わたしはこれらの菓子がやめられない。

越境して学校に行っていたわたしは、近所の駄菓子屋に一人で行くことができなかった。
親にも、「不潔だから(!?)食べちゃダメ」と止められていた。

弟は、近所の仲間とよく買っていた。
わたしは、弟がうらやましかった。

その抑圧された願望が、いまだに駄菓子を輝かしく見せている。
まずさを味わって、なんとなく安心し、また買いあさる。

ほんのすこし、しあわせになる。

日暮里の駅前には、チンドン屋がいた。


この日は雑司が谷・谷中・青山と東京の三大墓地をはからずも通ってしまい、
なんだか肩と背中がたいへん痛いです。気のせいでしょうか。