カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

勝敗へのこだわり

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つきあいで、「テニスの王子様」のミュージカルを
見てきました。

わかーいイケメン君たちが大勢出ていて、ちょっと子供ダマシ的な先入観を持っていたんですけど、
結構楽しめました。

観客は9割超え女性で、若い人ばっかり♪でした。
学生さんばかりかと思ってたけど、「働いてます」オーラの女性も多かったね。
お仕事後に駆けつけたのであろう。

まずなんといっても驚いたのが、舞台の使い方ね。
コートの線が斜めに引いてあるんだけど、2面交差する形にしてあるのね。
で、ここにネットを引いたり外したりして、試合状況を躍動感ある形で再現する。

とっても効果的に作ってあるのね。

俯瞰になってるから、2階席の人にもリアリティがある。

ただ見てるだけじゃなくて、想像力を駆使しなければならないのね。
それが無理ないテンポで、退屈じゃないのね。
ボールの筋を光で表現したりして、流れはよくわかるようになっている。

あとは、キャストの美しさでしょうね(笑)。
ちょい歌ヘタって人もいるけど、ご愛嬌かな。
それに、単純に、若くてキレイな男の子が躍動しているのを見るのは、元気が出るね(笑)。

ただのダンスじゃなくて、テニスの動きってのがいいわけね。
あ~またテニスやりたいって気になる。

技はミラクルだけど、勝負の世界が爽やかだった。

ふと思ったのね。
戦うなんて無粋、勝ち負けにこだわるなんてヤバンと思っていたんだけど、
相手を気遣ってばかりが優しさじゃないよね。

スポーツをやってきても、積極的に勝ちに行ってなかったけど、
精一杯打ち込むのが、悪いことのはずがない。
自分の手をハッキリ見せるのは、相手への礼儀かもしれないよね。

何より心と技を尽くして、相手へ向かうことがいいことなんだよね。

そうして出た勝敗は、結果でしかないんだ。

遠慮して、優しいつもりでいたけど、
かえって自分が勝ち負けに拘っていたんじゃないかと気づいたのね。

拘らず、精一杯やればいいんだってね。


それと、青春学園の手塚役の人の、声が良かったね。
この人の声は、何か「場」を形成する力を持っている。
その人が歌う時、違う雰囲気の「場」ができる。

教会音楽を歌っていた人のような感じがしたんだよね。

あとは個人的に、不二周介が好きだ~♪


帰りはイタリア料理屋で、手長エビを食べました。
もっとパサパサした食感と思っていたのに、ジューシーでおいしかった!
ここのお店は、コーヒーを頼むと、なにかしらオマケしてくれるみたいなのね。

横浜にも店があるけど、安いランチを食べてもビスケットやケーキをつけてくれたりする(恐縮)。
久しぶりに来たら、店が新しく改装されてしまっていたので、ちょっと淋しいです。
横浜店にはまだ古い佇まいがあるので、これからも通いたいです。

(写真は、いつか横浜でつけてもらったティラミスです。)