またまた差し障りのある内容なので、店名は伏せて、都内某所。
(とか言いながら前回は写真中に店名だけでなく電話番号まで入れていたので、クレームを恐れている・笑)
年に一度程度行くイタリア料理店があって、ここ以外の店でパスタを食べることはあまりない。
私的には、ここのパスタが一番美味いと思っている。
今日は夏も終わりで胃が小さくなっているから、本当に食べたいものを食べようと思った。
で、一番安いランチで、前菜に白インゲンのビシソワーズ、
パスタにいろいろ茸のトマトソーススパゲッティーニを選ぶ。
で、来たのがこれ。
あれ、これってフェトチーネなんじゃないかと頭をかすめたものの、そしてあまり茸っぽくないと思ったけれど、食欲が勝った。
で、具の一つを口に運ぶと、ウニの味がする。
あ、これは違うと思い、この皿は台無しになってしまうからもったいないと思ったが、体が欲していないので、正しいものを持ってきてもらうよう伝えた。
程なくして注文のものが出て来たので
作り間違いではなく、運び間違いだとわかった。
やはりウニのパスタとは全く違うものだった。
が、なんと、私が一口手を付けてしまったものが何事もなかったかのようにそのまま他のテーブルへ。(!)
それを頼んだらしい、ちょっと金持ちっぽい熟年夫婦は、コースでオーダーしていた。
こちらには背を向けているし、全体の量は多いから一口くらい減っていても気づく様子はない。
それに私はまだ使っていないフォークを1回使っただけだから、衛生的にはおそらく問題はない。
しかし、なんか、なんか悪かった感が残る。
いや、私はただ運ばれたものを食べただけだから、悪いわけではない。
でもフェトチーネなんだし、トマトクリームだったんだから、食べる前に気づいても良さそうなものだ。
いやいや、でも普通は疑わずに食べてしまうだろう・・などなど。
いや、でもあの夫婦は金持ちそうだから、私には滅多にない一口プレゼントだ。
そしてさすがこの店だけあって、やはりウニのパスタは美味かった。
いや、パスタには手をつけず、具だけしか、それもウニソースが絡んだトマト一切れだけだ。誤差範囲だ。いいのいいの。
それにもしあのまま何事もなかったかのようにそのままウニのパスタを食べていたら、私が本来食べるはずだった茸のパスタが残ってしまい、それこそムダになる。
食べものがムダにならなかったのだから、これが最も良い選択だった。
正解だったのだ、おそらく。
など、あれこれ自分を納得させながら食事を終える。
なんとなく後味悪いけど、茸のパスタもやはり美味かった。
そしてコーヒーも美味かった。
こんな感じのビミョーな食い違いが多発しているように思う。
水星逆行の味・・笑