カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

信頼

和尚は先日ポルシェを売るために査定を受けたので
ちょっと財政もゆとりが出るかと思っていたが、
売らなかったそうだ。「損をする」とかなんとか言って・・
残念~!!

従業員より、職場への投資より、車が大切なんだね!!
・・それでいいのか!?
いいんだな~!?

それでもってまたさらに一台買うって、どうしてだーー!!

旅行やローテーションのすれ違いで久しぶりに顔を合わせた秘書は
出社一番、入金の確認。
比較的まとまった額に、機嫌が良さそう。
でも小坊主には一円たりとも関係ないも~ん。なんか、萎える。

で、和尚が外から戻って来るや、痴話喧嘩を傍目かまわず繰り広げる。
「ちょっと、外に食べに行くの!? またいろいろ文句言うんだからぁ!
もうちょっと大人にならないと!」
タメ口という遠慮のなさが、仕事への士気を殺ぐ。
「炭水化物が多いとダメなんだから、買ってきてあげるわよ!」
家庭のようななまぬるい空気は、仕事に向かない。

「もう少し節約しましょうよ!玄関のお花は、もう買うのをやめましょう」
でも、大勢のお客様を迎えるのに、ちょっと寂しくないか?
そんな大した量を買うわけではない。金額にして、ポルシェの3千分の1以下だ。
ご本尊様のお花やお供え物までダンピング
罰当たりだが、秘書の意見に和尚が逆らうことはない。
秘書の意見は、すべて和尚の為を思ってのもの。
その信頼が揺らぐことはない。
今まで、数多の従業員が、秘書の忠告でやめさせられてきた。
どんな優秀な人であっても、秘書に睨まれたら先はない。
どんなに理不尽であっても、秘書の意見は神の声だ。

どうして信頼は、そこまで強固なのか。
肉親への信頼?
家族への信頼に比べれば、従業員という赤の他人への信頼など、吹けば飛ぶようなもの。
そういうものだろうか。
だとすれば、従業員は不利すぎる。

肉親への信頼すらないような小坊主には、到底理解できない。
秘書が信じているのは、もちろん、ご本尊様などではない。

と、いうわけで、今日トイレットペーパーが切れたのですが、
「じゃ、節約で、浅草紙にしましょうか?」
と、言ってみた。
秘書 「どこに売ってるんですか、そんなもの」
小坊主「え~、淡路町金物屋、ですかねぇ・・」
専務 「ダスキンのペーパータオル、どうでしょうね」
秘書 「それじゃつまりますよ」
専務 「感触は似たようなもんでしょ」
小坊主「また、某クリニックに通いたくないですしねぇ・・」

近所の薬局に出かけた。クリネックス安売り。でもダブルは据え置き。
それじゃあシングルだー!! 
「100円も違うんですよ!節約ですから!!」
和尚も秘書も露骨にイヤな顔。

ポルシェ買いたいなら、これで尻をふけー!!!
倍返しされるかもしれないけど、GOGO!!