和尚は小坊主にとって、たぶん「善い人」(笑)だったと思うのね。
目いっぱい働かせるだけ働かせて、食費もダンピングしてってことがなければ、
いい人で済んでいた。それがなければ、今でも小坊主は、和尚の言うことを信じていたかもしれない。
それだけのこと。
職場で、いい人悪い人の差なんて、そんなもの。
「メシ」と「カネ」だけなの。
でもそれだけで、和尚が小坊主の中で「悪人」になるには、充分だった。
先日小坊主が投下した爆弾だけど、
小坊主は秘書に言ったんだ。
「いやがらせはやめてください。
言いたいことがあるなら、ハッキリ言ってください。」
秘書は半狂乱になった。
「いやがらせって何なの！私がいついやがらせをしたの!?
女同士のいがみあいってホントに嫌！
私、仕事してて、そんなこと一度もしたことはありません！」
「女」同士のいがみあいって何だよ、女ってことは関係ないだろーがと思ったが、
仮に秘書の言うことが本当だとして、それじゃずいぶん天真爛漫な人なんだなぁ、
と感心した。
天真爛漫な気持ちで、歴代の職員をみんな退職に追い込んだのか？
悪気はなくて、他の職員の悪口を言っていたのか？
アラを探し、告げ口し、自分だけは仕事をしている振りをし、
知らせるべきことはすべて忘れ、
間違いは他人に押しつけ、昼食も質を落とし、やがて与えなくなる。
それを善と信じて行うことができるとは！
なんて良心だ！
事実には悪も善もなくて、ただ事実があるのみ。
それを悪と判断するのは、小坊主だけどね。
でも、どんな理由があれ、小坊主にとっては絶対に悪です
（デスノのニアみたいな感じでw・・スケール小っさいけど）。
結局、メシだけなんだよね・・
話かわるけど、和尚が「洗脳の世界（だったっけ）」てな本を買って読んでたよ。
何を考えてる!?和尚！
