カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

疑心暗鬼

やめてからどうも、調子が悪いんですよね。
ななんと、心臓の中心に鋭い痛みが!
思わず、和尚を疑いました。

でも、そんなヒマなわけないか・・
仕事をほっぽり出した私を、怨んでいるのは確かでしょう。
私からすれば、ほっぽり出すのが当然な状況でしたが、怨みは自己中心的な感情ですからね。

秘書かとも思いましたが、いくら仕事しなきゃならない状況にあっても
まったく意に介さないのが彼女のポリシー。ワタシがいなくなっても、困るわけがありません。

ま、呪いは相手に気づかれた時点で終了とは信じているし、
和尚の「生気抜き」って、効くの?だし・・。

某大物政治家に生気抜きの依頼があり、依頼人が積んだ額は500万を下らなかったんじゃないかなぁ。
でも、な~んもなかったもんね。
強いて言えば、ちょっと目立たなくなったか?って程度だけど、
失言とか、高価な水大量に飲んじゃったりする人が脚光を浴びているだけで、
その人には何の不都合もないもんね。

「呪い」って、トゲがささるようなもんだと思うのね。
チクッとして、いつまでもチクチク痛むようなもの。
まったく影響ないわけじゃないけど、決定的にもならない。そんな感じかな?

逆に、秘書が寝込んでいるって聞いたのね。
インフルエンザでもなく、風邪でもなく、原因不明だそうだ。
でも、呪ってませんよ。身から出たサビですよ。

和尚の受けた厄を、お金と共に負っているだけですよ。
今まで小坊主からちょっと生気もらってマシになっていただけ。
アースが取れなくなった分、発熱しているだけです。

そのことは、小坊主の業務を一部引き継いでくれた信者さんから聞きました。
その方には何も告げずやめてしまったので、業務フォローのため、今も連絡を取っています。
その方と先日、自由が丘でお茶してきました。

「どの人が一番の理由ですか?」と聞かれ、つい、全部話してしまいました。
信仰というのは、ごく個人的な問題と思っているし、
その方の信仰心に水を差すつもりはなかったのですが・・。

「やめて、不安じゃないですか?」
と、聞かれましたが、そりゃ不安です。新しい状況に一人で身を置くことは。
でも、彼女と話して、やっぱり後悔していないことに気づきました。
決して後戻りする気がないことも。

実はまだ、和尚の祈祷がわたしには効果があったことを、信じています。
でも、何かを負って不自由になるくらいなら、なにもないほうがマシです。
それでうまくいかなくても、みっともなくても、それでいいのです。
それが、自分にとっての自由だと、今は思っています。

家で、引越しに向けて、身の回りのものを整理しているのですが、
マンガの切り抜きが出てきました。
少し昔の少年サンデーのものですが、引用してみたいと思います。

石渡治 LOVE》
「でも…すこしだけ大人になったぶん…キミはひとつ…
とても大事なものを失ってしまった…
キミは自分がやってきたことを疑問に思い…
それで自分であれこれ変えてみたりしたんでしょう?
すると逆に調子は狂い 歯車は狂い…
気づいたときにはどうしようもないほど
自分のスタイルはバラバラになっていた…」
「キミは 山城剛に…ジャックに負けたんでもありませんよ…
キミは何よりも…自分自身に負けたんです!!」
「過ぎてみれば…悪魔だなんて…
本当に薄っぺらいコケおどしにしかすぎなかったんだよなァ」
「センパイは…あんな力を手に入れる必要なんかなかったんだ…
本来の力をただ信じて…磨き続ければそれだけで…」
「本当の強さってのは…たとえどんな状況にあろうと…
自分を信じ…!!あきらめず!!
いつもまっすぐに前を見て一歩一歩を歩いていく!!
それができるかどうかってことなんだ!!」

山田貴敏 アクシデンツ》
「我々が忘れてはならないこと、それは、
希望に向かってひたすら信じ続ける心なのです。」

皆川亮二七月鏡一 ARMS》
「よく来てくれたわね、恵さん…
さあ、私達の戦いを始めましょう。」
「あなた達は“力”を失ったけれど、“共振”だけは失っていないと聞いているわ。
それが全てを打開する鍵だと私は信じている。」
「大丈夫よ、恵さん。絶望は終着点じゃないわ。
そこで諦めてしまうことこそが、全ての可能性を閉ざしてしまうの。
涼達も、ほんの少しの可能性を信じて戦っている。
あなたも自分自身の心を信じて!
自分自身の信念を!」

三つとも同じようなことですが・・。
結局、自分を救ってくれるのは、いつもマンガ等の創造物です。

「I believe」で演技を見せてくれた安藤美姫、金メダルでしたね。