御札（おふだ）にも、プレタボルテとオートクチュールとあるわけね。
つまり、どなたにもお渡ししてかまわない御札と、
お客さんそれぞれに合わせた特注の御札があるわけね。
特に後者についてなんだけど、
そのお客さんにちょっと問題ありの場合、
なぜか何度も作り直しになるんだよね。それでもまあ３回目には、たいてい成功するけど。
素直なお客さんについては必ず一発ＯＫ。
同じ機械を使って同じように作ってるのに、なぜかゴミが付着したり字がズレたり、
シワが入ったりするのだ。
「小坊主」の思い込み、っつーか、好き嫌いが反映してると思うでしょ？
でも、誰が作ってもそうなのよ。
そして、御札の有効期限はどんな神社仏閣でもたいてい１年だから、
１年たったらお焚き上げして、また新しいものを授けていただくわけだけど、
同じ人に関しては、毎年そうなのよ。
作り手が変わって、前年の事情を知らない人が作っても、結果は同じなのよ。
不思議でしょ？
でもねー、自分で自分のを作ったら、去年も今年も、二回ずつ失敗したんだよね。
それって・・わーん!!
