カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

ケジメ、つけますか

発売から1年経っちゃってるけど、買いました。

西村しのぶ、「サードガール」8巻。

今年3月にアニメイトで見つけたんだけど、
今まで買ってた単行本(スタジオ・シップ社版)が8巻までで、
新しい小池書院版はどのように収録してるのかわからなかったので
アマゾンで調べてからにしよう、としばらく放置していた。

連載開始は1983年。神戸が舞台のマンガで、
場所は違うけれど、ファッションや設定など多々共感できるところがあって、大好きだった。
最終作品の掲載が1994年、神戸の震災の前年だった。

ちゃんと終了したのではなくて、中断という形で終わっていた。

時代感が違うので、続けることはできないそうですが(西村さん談)、
すべての話が単行本化され、読み残しはない状態になりました。

自分が神戸に縁ができたこのタイミングで、一応神戸の話は終わりじゃないけど完結。
震災前の、輝く神戸のイメージの代わりに、目の前には現実の震災復興後の神戸が。


さて、いくつか受けた就職先ですが、みんな落ちました(笑)。

うまくいくつもりで、すっかり時代は、変わっていたってことなのね。

各企業も、落とす本当の理由は言わないから、想像でしかないけれど・・
年齢、性別、キャリア・・そのどれもに、理由はあるのだろう。

わけのわからない寺にいたとしたら、それも懸念材料だろうし・・
(笑・面接で突っ込まれます)。

ヒガミ入りますけど(笑)、
やはりトウの立ったキャリアのある女より(まあ、キャリアも大したことないけど)、
素直に先入観なく働いてくれる人が求められるのが、世の常か。

いや、母とかを見ていれば、シニアでも充分就職先はあるから、
結局自分の生き方が評価されたということなんだろう。

あとでわかったことだけど、キャリアのブランクは、再就職にかなり不利らしいのね。
そういえば面接でも、すぐに就職しなかった理由を聞かれた。

そういうところに、職に対する姿勢を見るんだろうね。やる気とか、前向きさとか。

振り返るに、自分は自分の都合だけ優先させてやってきた。
仕事も、自分の都合に合うように選んできた。
でも、仕事をもらうには、人の意に添う覚悟がなきゃダメってことなんだ。
(いや、実際はキャリアもなく人間的にもダメだったからだろうけど
それを言っちゃうとモトも子もないから、別のせいにしておくw)

自分の都合だけで、他人をいいように利用するなんて、ダメだったんだ。
もうイイカゲン、無頼なら無頼と認めるしかない。そういう時期なのだろう。
人と足並みを揃えて互助精神で生きるか、ダメな時は自分のせい、いいときも自分のせいで生きるのか、
この40代の境目に、選択が迫られている気がする。

兄は、ずっと一人で生きている。

先日、Z会の社長が、新聞に出ていた。
「40代の始めに、現在やっていることの結末、自分の行きつく先がすべて見えることがあるが、
その見えたことに忠実に生きるか、そうでないかによって、その先の人生が分かれる」
そのようなことを言われていたが、なるほどと思う。
自分の見えたことに(というか、感じた部分に)忠実に生きるべきという気がする。

それでその方は、それまで勤めていた商社(だったっけ?)を退職されて
Z会を開くに至ったらしいのだ。
業種は違うが、「開眼後」でも「努力」や「より上を目指す」ことに価値を見出し続けられる
人はいるんだね。この人は東大出身らしいけど。

開眼後の姿も、それぞれってことか。

でも、これで私の姿勢も、決まったように思う。
「気持ちの整理」はついたけど、
「ケジメ」つけるのは、これからだね。