カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

パンと湿度

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そうそう、もう一回、口直ししたのを忘れてました。

超あまあまの、マジパン包みケーキで。
東京は北区の洋菓子店、『カド』のもので、昭和の味バタークリームが。
川端康成とかも通ったようです。

ドイツのマジパン入りチョコレートはおいしかったっすね。
適度な(かなりな)甘さで。

やはりチョコレートも、現地で食べるのがウマい。
マジパンも新鮮な気がして。

日本で食べると、保存状態が良くないのか、味が落ちます。
ゴディバも最近、スーパーの売り場にあるけれど
やはりブティックで買ったほうが、味がいいと思います。

パンも、気候が合わないのか
日本で食べても、あまりおいしく感じません。

ドイツパンやフランスパンが懐かしくて、つい買ってみますが、
外側かりっと、内側ふわっとという風ではなくなってしまいます。
焼きたてはそうなのかもしれないけど。

「しっとり」か「かさかさ」か、どっちかですね。

ドイツパンやフランスパンの店もけっこうあって、向こうでおいしさに
感動して店を開くのだろうけど、
やはり日本では、どこか違う。
フランスのパン屋「PAUL」は日本の支店でも、粘りを出すために
わざわざコントレックスという硬水で練るというこだわり様だけれど。

やはり、あの乾いた空気の中で食べないと。 

そう考えると、日本に合ったパンというのは
日本で育ったしっとりやわらか系のあんパン、クリームパン、チョココロネ、コッペパン
ってものになる気がするんですね。

下町の商店街に行くと、そういう懐かし系のパン屋さんがある。
どんな街に行っても、私はパン屋さんを探している。
その街がどんなにくすんでうらぶれていても、うまいパン屋さんはあるし
光をもたらしている。

地上に降りた天使の如く(言い過ぎ?)。

コッぺパンのコッペって、フランスパンのクーペから来ているんだね。

あ、で、ヨーロッパは乾燥しているから
計ってみようってことで、湿度計(温度計と一緒になってるヤツ)を持っていったのです。

前回は、乾燥し過ぎていて
鼻の粘膜も眼球もノドもぱっつんぱっつんになってた記憶が。
だから常に「水・・みずうぅ・・」ってなってたので、楽しみにしてたのです。

が、「あれ?」

まずローマでは、湿度38~43%でしたよ。
(あ、これはホテル室内の湿気ね)
これじゃーうちと一緒じゃん!

家でも、6月から9月中ごろくらいまでは
60%越えの高湿っぷりですが、
他はこんなもん。

ローマの友人は、日本でいっつも湿度を呪っておった。
会うと挨拶が
「すんごい湿気ね」
でござった。

今回訪ねた時も、それはそれは日本の湿気がすごいと言うておった。
「4月から、クーラー無しに過ごせないわ!」
とな。

確かに当時彼女が住んでいた辺りも、職場も
やや土地が低く、川もやや近く
確かに湿気の多い土地であった。

今わたしがいるのは、山岳地帯(言い過ぎ)である。

ドイツは内陸だし、もっと行くかな?と期待したが
それでも34%程度。シャワーを使えば40%くらいまで行く。

フランスで湿度19%を記録したが
それでも昔のように「痛いくらい乾く」って感じではなくなっている。

イギリスは、イタリアと同程度。

あの乾燥したヨーロッパは、どこに行ってしまったのだろう・・
ここも、世界的に差がなくなっているのか?
温暖化や異常気象が関係しているのか?

まあそう言えば、我々がローマへ着く前の1週間は、大雨続きで
テベレ川も溢れていたそうだ。

するってぇと、あの「粘膜が痛いくらい」なのは
10%を切るくらいなのか・・
ラスベガスにいる友人は、湿度4%程度と言っていたから
どんなものか聞いてみるとしよう。でも快適と言っていたからなぁ。

このように湿度は同じくらい、
でもパンは、やはり向こうで食べたほうがうまいのでございます。
まあ、獲れたものはその近くで食べたほうがうまいと常々言われておりますが、
湿度以外にも、いろいろな要素があるのでしょうね。

で、ベガスの友人は、日本に帰るとまず
「クリームパンやチョココロネが食べたい!」
と、言うのでございます。