カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

硬い水

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さて、時差ボケは大したことがなかったんだけど
どうも、調子がおかしい・・

食べ物の味が、『ヘン』だったのでございます。

何を食べても、味がしないというか、おいしいと感じられない・・

なんだか、熱がある時の味覚みたいなのでございます。

ひょっとして、旅行でビタミン欠乏した??と思い
ビタミン剤をしばらく飲んでみました。

が、変わりません。

確かに、毎日サラダもフルーツも
毎食に近いほど食べてたし、ビタミン欠乏ってこともないか・・と思いました。

コンビニ弁当ばかりで亜鉛が減ると、味覚がおかしくなるって聞いたこともあったので、
ナッツもザクザク食べてみました。

が、変化ナシ。

パン食に慣れすぎてしまって、ゴハンに復帰できないのかも・・と思い
試しに全部洋食に変えてみましたが、それでもおいしくないのでございます。
胚芽パンもライ麦パンもいま一つうまくない。



と、ふと出先で飲んだ水、「クリスタルガイザー」でしたが
それがミョーにうまかったのでございます。

そして、「ヴィッテル」、これもスカッとうまい!

なんだか水だけが、異様にウマいのでございます。

「これはもしや・・」
と、水だけ洋モノに替えてみました。

そうしたら、味覚が戻りました!!

どうやら、ミネラル不足だったようなのです。
と申しますか、ミネラル分の違いによるちょっとしたショックというか。

ヨーロッパの水は、日本のに比べるとミネラル分が多いです。
概して硬水。それに慣れていたところ、日本の軟水でミネラル量が減ったため、
体内で混乱が起きたようでございます。

ローマの友人は、日本には背の曲がったおばあさんが多いことをさかんに言っていました。
今はあまりそういう人はいませんが、20年前はもう少し多かったかもしれませんね。
イタリアにはそういう人はほとんどいないらしいので。

そのことに気づくと、いろいろなナゾが解け始めました。
ヨーロッパで便秘をしないのは、硬水のせいと思われます。
軟水はなはだしい?静岡県の清水では、
便秘症でなくとも、便秘しがちになります。
その分、水で顔を洗っているだけでもツルツルしっとりになるのですが・・。



お知り合いのブロガーさんからお聞きしたことですが、
『軟水はお茶に向き、硬水はコーヒーに向く』
そうで、ヨーロッパ大陸がコーヒー文化なのにもうなづけるのです。

試しにフランスの硬水『コントレックス』を沸かしてコーヒーを淹れてみたところ、
ちょい向こうの味に近づきました。
また、軟水で淹れるより後味がアッサリし、
胃にもたれにくい気がします。

イギリスはお茶文化ですが、硬水なので
よく紅茶の上に銀色の膜がはるとか言われますね。
私も、その膜は見たことがあります。

一般に昔より、水道水のクセが少なくなった気がします。
昔は「水道水が飲めないので、ミネラルウォーターを買え」とガイドブックに書いてありましたが、最近は「水道水も飲める」とありますね。

ロンドンの水道水は、とても甘くて旨かったです。
ロンドンでなんて意外ですけど、使っているうちに
「何やらこれはウマそうだぞ」と感じ、飲んでみたら「やっぱり」でした。

と、いうわけで、ちょいムダのような気もしつつ
フードマイレージの流れに逆行しているとも思いつつ
ミネラルウォーターがやめられないのでございます。

写真はロンドンのスーパー『マークスアンドスペンサー』の
豆のカンヅメ49ペンス(65円くらい?)でございます。

ヨーロッパの豆料理も、結構ウマかったですね。
豆のスープ、豆のサラダ、野菜とハムとの煮込みなどなど。

安い! でも重い! で
残念ながら一個しか変えませんでした。

うちで、野菜と共に煮込んで食しました。
味は、素直にウマイです♪