カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

日本の強迫観念

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もう、6月ですね。
夏前の、ちょいと湿気の多い時期でございます。



さて、旅行からもう3ヶ月ですが、
その時海外メディアを見ていて
気になった部分が2つばかし。

『Japanese Obsession(日本の強迫観念)』
でございます。


一つは、ブリティッシュエアウェイズの機内誌で見られた記事。
ビールを注いでくれるロボットや、フィギュア、
超着きのよいマスカラ、保湿力の高いジェルなど
日本の秋葉原等で売られている、気の利きすぎた商品を取り上げて
日本の強迫的なまでの商品開発に対する執念に視点を当てています。

特に洗浄便座は、『清潔に対する強迫観念』の表れ
なんだそーだ。
「なぜシリまで洗わにゃーならんか」
と、向こうの人には不思議らしい。


そしてイギリスのBBCでは、『Japanese Fish Obsession』と題して
特番をやっておった。
日本人の魚に対する執念を、築地市場や漁船、はては渓流釣りの達人を追いかけて
紹介しているのでございます。

どこだかわからなかったが、ひなびた漁村の漁師の家で出された刺身に
イギリス人記者がトライするシーンもあり。

日本での取材なので、説明ナシでも
「わかる、わかるよララァ・・」
てな感じでございました。

イギリスでは、食べられるとしても
タラが何種かと、サーモンにウナギ、ポビュラーなのはそんなとこでしょうかね。

日本では、魚の種類も豊富だし、料理法も様々、
味を追求するため、いかに執念を燃やして日夜血道を上げているか
紹介しているのでございます。


そんなに清潔にせんでも、
そんなに味を追求せんでも
って、イギリス人の声が聞こえて来るようでございます。

イギリスでは、トイレを出ても7~8割の方が
手を洗わないそうじゃありませんか。
そういう方々にとっては、排便後シリを洗うなんて
どーかしているって感じなのだと思います。


私自身も、水の出の乏しいホテルで
何回も手を洗ったりしてしまうクセをあらためて意識させられ
日本的清潔感が染み込んでしまっていることに向き合わされました。
(イヤ、これは日本的というより、文字通り持病の強迫神経症から来ているのだが)


でもねー、この大英博物館のみやげ、ミイラ缶(写真)はどうだろう。
これは、本物に似せようとする強迫的な何か??を、充分に感じさせないだろうか・・

私はこのセンス、好きですけど。