念願かなって、神奈川の運慶仏を見ることができました。
横須賀市の浄楽寺では、3月3日と10月19日の年2回だけ、
運慶仏を公開しています。
小5の夏に願成就院の運慶仏に一目ボレして、はやン十年。
(実物ではなく本ですが・・)
その間、東京国立博物館で高野山の不動明王8大童子を2回、
奈良円成寺の大日如来像、
そして去年、海外に渡りそうになった一体、大日如来像(最初の写真・「芸術新潮」2009年1月号より・写真が見づらくて申し訳ない!)を見る。
ひょっとしたら興福寺の無着・世親像も見た??(忘れている)
小さいお寺なんですけど
駐車場整理の係員までいて、なかなかの盛況でした。
マイクロバスで、付けている団体もいましたよ。
狭い堂内に、加齢臭があふれました??
正面に大きく阿弥陀三尊像(次の写真・小学館ブックオブブックス日本の美術12「運慶と鎌倉彫刻)1972年刊より。現在は上からぶら下がる飾りはありません。)、
左側に毘沙門天、右に不動明王。(3番目の写真・「芸術新潮」上と同じ号)
これらは、静岡の願成就院の像(4番目の写真・「芸術新潮」上と同じ号)
が作られた3年後に作られた。
4番目の写真は願成就院の2体だが、それらが完全に運慶の手によるのに対し、
神奈川のは慶派の小仏師10人の手によるため、多少できが違う。
2~3割パワーが落ちている気がするが、やはり監修したのが運慶なので
運慶らしさは健在である。
特に毘沙門天は、いつまでも見ていたいほど力に溢れた像である。
遠出した甲斐があったというものだ。
ちなみにこの寺には、日本の郵便の父
前島密のお墓もある。
さて、満足して秋谷に向かう。
大好きな海辺のレストラン、「マーロウ」でお昼を。
11:30の開店なのに、1時間前についてしまったので
近くをうろうろし、11時に待ちきれずエントリー。
一番乗りだったので、海側に張り出した一番眺めのよい席に着けました。
ランチ小セットのサラダは
海洋深層水を使って栽培したシイタケと
食用ほおずき、カブなどが入っていました。
ほおずきが甘くてうまい! 例えるのが難しいけど、
ちょっと酸味のある、スイカのようなメロンのよーな・・。
他の野菜もジューシー。
グリルされた魚が入っていたけれど、何か忘れました(ヒラマサ?)。
地魚のパスタ、今日の具はワカシ。
ほぼ丸一匹入っています。
シラスのパエリアは、釜揚げシラスとアサリがたっぷり。
また幸せになってしまいました。
ここの料理をいただくといつもミョーにハイになるのだが、
酒?? 何が入っているのか不思議でございます。