カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

ビフォーアフターの街??

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書き忘れましたが、先日の記事の「立石」駅、あそこには
タカラトミー」という会社があるんです。

おもちゃの会社は、下町に多いですね。


さて、またも下町ネタで申し訳ないですが・・

同期入社だった友人とまた、スカイツリーを見に行きました。

去年から行こうと決めていたので、時間がかかりましたが。


彼女は下町初心者(?)なので、まずは驚かさないよう
華やかな方から。


日本橋人形町です。

水天宮駅を出て、まず『寿堂』へ。
いも菓子で有名な老舗です。

私は10年前はよく行きましたが、久しぶりです。
年配の店員さんが、「ブラックコーヒーとよく合うわよ」とご指南。

写真はここの名物「黄金芋」2本とどらやき風の菓子、もなか2つのセットで900円。
箱入りだと1000円です。


その後、甘酒横丁で焼き鳥などを物色しながら明治座付近をまわり
洋食屋『芳味亭』(創業昭和8年)へ。

2階のお座敷に通してくれました。

大きい座卓に相席で、片端には昭和のエリートサラリーマンのような人たちが。

写真は洋風弁当、1450円。
ハンバーグにエビフライ、クリームコロッケにポテトサラダ。これにゴハンが付きます。
大人のお子様ランチですね。

部屋は10年前も20年前も変わらなかったであろう
昔ながらの和室。ちょい暗いですが・・
電線とかもヤバい古さだった。

トイレはハイタンク式。
家屋が複雑な造りなので、いったん席を離れると、正しく戻ることが難しい。


このあと『柳屋』で鯛焼きを食べ、東武線直通列車に乗り「東武押上」へ。


またスカイツリーを見て、しばらく歩き、「キラキラ橘商店街」へ。
下町初心者の彼女にはどうかなと思い、上野や浅草にしようかとも思ったのだが
あえてディープな場所へ。

私とでなければ、たぶん行くこともないに違いない・・


世界一人口密度が高いと言われている(地元警察の方曰くですが)
京島2丁目。

私が初めて来た7年前に比べると、だいぶ新築の家が増え
そんなにすごい下町って風ではなくなっている。

が、まだまだ、見所は多い。


「この辺、みんな『ビフォーアフター』で改築されちゃうような家だよね」
と、彼女。

「・・そーいえば、そうだね~」
いままで何度も来ていながら、自分にそれは思いつけなかった。

「冷蔵庫開けると通れなくなっちゃう台所とか、床下からおばあちゃんが出てくるとか・・」

「それでアンネ・フランクの本棚とか、忍者屋敷とかできちゃってね。」
それでも家賃は、そう安いわけではない。

彼女は、ビフォーアフターの最中に流れる曲を歌い続けた。


だれかと一緒に来ると、自分とは見方が違っていておもしろい。
自分にも、新鮮だった。