カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

新しい朝が来た―初メガネ作りました

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皆様、またまたご無沙汰いたしております。


実はこのたび、初めて眼科で検査して、ちゃんとしたメガネを作りました。


先日新聞の折り込み広告に、『加齢黄斑変性』についてのものが入っていたので
ちょっと右目をつぶってみたところ・・見えない。


ガクゼンとした。

それまでもTVで緑内障についての番組等で、片目ずつチェックする時などにやってみて
特に何もなかったのに。
少なくとも7月までは見えていた。

今までは老眼でも、なんとか頑張れば見えていた。


が、今度ばかりはどうがんばっても見えない。


これでは右目ですべてカバーしているようなものだし、
負担がかかり過ぎてさらに右目までやられたら、どうしようもない。


やむなく眼科へ。

そうしたら、左が0.3、右が1.2だった。


左の遠視が進み過ぎて、遠くも近くも見えなくなった状態らしい。

美大に入った時、先生から
「右利きの人は、これからは左目で焦点を合わせるようにしなさい」
と言われた。

デッサンの際、どちらで見るかで距離が変わってくるからだ。

そうして20年が過ぎ、忠実に守った私の目には
負担がかかり過ぎてしまったのだろう。


遠視で見えるからと放っておいたが、実は遠視は遠くも近くももともと見づらいので
常に目に負荷がかかっているらしい。


友人に、
「近視の人はいつも焦点を合わせようと目が頑張っているから筋肉が鍛えられて老眼が進まないけど
遠視の人は頑張らなくてもものが見えているから、筋肉がなまけていて老眼が早く進むんだよ」
と言われて、それを信じていたが

「逆です」
と検眼のスタッフさんから言われました。

「近視の人は、近くなら見えるんです。だから遠くても近くても見えない遠視の人は、
つねに目ががんばり過ぎの状態なんです。」

「老眼は像の距離が水晶体から奥の方に離れていくんですが、遠視の人はもともと網膜より遠くに像を結んでいるから、はやく進むように感じられるだけです」
とな。

「今までは若さがあって水晶体もなんとか調節できていたんですが
加齢でそこまで頑張れなくなったので、見えなくなっちゃったんですね。」


なまけ過ぎから、がんばり過ぎに評価が180度変わったわけだ。はあ。

「さらにあなたの場合、右と左で全然視力が違いますから、その分負担も大きいし
遠近感もなくてぶつかりやすかったりすると思いますよ。

・・そうかもしれない。


試しに度の合ったメガネをかけてみると、顔全体から力が引いていくような感じがした。

両親とも遠視で、眼科に行けばメガネを勧められるから、眼科に行ってはダメだと教えられていた。

「頑張って見ようとすれば、見えるようになるんだからなまけちゃダメよ。」
とも言われた。

しかし今度ばかりは、もう頑張るのは不可能だった。

何にせよ取りあえず、網膜に異常はなかったから、良かった。


で、メガネを作りました。


「見える・・見えるよ、ララァ
と、一人つぶやく私でございました。