先日、川崎大師に行った際、
門前町の商店街で、タンメンを買った。
麺とスープセットで100円。
このお店は製麺所で、裏で作っているらしい麺各種と
バラのスープを売っている。
このようなセット商品もあり、醤油ラーメンのセットもある。
そちらはもうちょっと細い麺。
私が店に来るとほぼ同時に、若い夫婦が赤ん坊を連れてやってきた。
どれを買うかしばし悩んでいると、夫婦もあれこれ悩んでいる。
私がやっと決めて「タンメン3つ」と言うと
彼らが口々に
「タンメンかぁ~」
「タンメンかぁ~」
と言った。(おいおい、私は知らない人だよ~)
結局彼らはタンメンに醤油ラーメンを買っていった。
なんとなく、思い出すとくすっと笑える。
楽しみは、このように小さいものでよい。
悲しみも、願わくば眉を少し曇らせる程度のものであってほしい。
と、思わずにいられない。