後悔先に立たず
とはわかっているが、
やはり命が関わることには悔いが残るように思う。
というわけでこの際だから
一通り「しておけばよかった」と思ったことを
書き留めておこうと思う(しつこく・笑)。
もちろんこうした事態になって初めて気づいたことはあるから
その時点では気づかなかったし
実際これをしてみたからといって
本当に違う結果が出たかはわからないが。
1、もう少し早く斜頸であると判断できていれば、というのは一番の後悔
2、もう少し早くペレットをグルテンフリーのものに変えてやっていれば体の負担も多少は減らせたかもしれない。
先生から体重をあまりふやさないように言われていたが、特に甘いものをやったりしていたわけでもなく、ペレットも1日大さじ1~2杯程度しか食べず、あとはすべて牧草だったのだから、適正体重だったように思う。気にしなくてもよかった気がする。
3、もう少し部屋の温度を上げてやればよかった、かもしれない。
高齢である意識が少し希薄だったので、従来通りの温度設定で24℃にしていたが、
一番冷え込む明け方ころはもしかすると20℃近辺まで下がっていたかもしれない。
部屋にヒーターは二つ稼働させていたが、もう少し厚いカーテンに変えるとか、ヒーターの一台を窓置きの結露防止用のものにすると暖房効率もよかったかもしれない。
何より、体重が減った少し前から私の意識はウサギから離れ、
自分に与えられた仕事をこなすことでいっぱいになっていた。
そのあたりが要因として一番大きいことだったと思う。
今あるものを大切にできず、ないものを追い求める自分の性質が悲しい。
それも人間にとっては、ウサギが跳ねまわり穴を掘るような性質と変わらないと言えば変わらないが
自分の本文に本当に忠実な任務であればそれもよかったと思うが
私は人から望まれたことで動いていたから、よけい後悔が残る。
選択したのは自分だから人を恨む筋はないのだが、
本意でないことはやはりやるべきではないと思う。
ここまで書いて少し整理がついた気がして
光線治療をする。
咳が止まらないので肩甲骨に光を当てていると
温まってほぐれたのか感情が出てきた。
正月休み、従来実家で過ごす夫は雪のため途中で引き返すことになった。
おりしもその日、弟の都合がついて
子供はスケートを教えてもらいに出かけた。
その帰宅を待つようにして
ウサギは旅立った。
その場にそろった全員を
家族と認めていたのだろうし
私の腕の中でこと切れたのは
私を許してくれていたからではないか。
至らない自分を
許してくれてありがとう
愛してくれてありがとう
毎日待っていてくれてありがとう
認めてくれてありがとう
たくさんたくさん愛してくれてありがとう