カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

浄化のループと収穫

パリのテロ、そして引き起こされた反応が、自分とシンクロしている気がする。

 

「平和を乱した組織を撲滅する。」

欧米の各国首脳は言った。

 

でもおそらく、撲滅することでは変わらない。

報復というループを続けることになる。

 
 

その報復に近い措置を、私はこの10年、自分の内側でやってきた。

 

浄化、という手段によって。

 
 
 
 

そのサイクルが11月20日あたりで一区切りついたように思う。

10年という大きい区切りだ。

 

18日にMさんの占星術のセッションを受けたことが大きいキッカケになった気もする。

 

受けてすぐは浄化の間違いが受け入れられていなかったが

じわじわ沁み込んできたというか。

 

Mさんの魔女力というか、ハイパーポジティブな雰囲気が手伝ったのかもしれない。

 
 

私の浄化は、

「悪いところを撲滅する」

ためにあった。

 
 

つまり排除であり、厳密には受け入れるためではなかった。

 

「悪いところ」

を探し始めると、お化けリンゴの話のように

 

悪いところがどんどん引き寄せられる。

 

悪いことに意識がフォーカスしているからだ。

 
 

そして「良くしよう」と思うと

「良いこと」があるということはその一方に「悪いことがある」ということだから

その二元状態、つまり良いこともあり悪いこともある、というセットが自分の元に届けられる。

 

というパラドックスがある。

 

だからそうした意識で浄化を進めても

タマネギの皮を剥くように、無限のループに入る。

 
 

そして「前世の問題も出てしまう」

Mさんは言っていたが

 

そもそも今の問題は前世を下敷きにしているのだから

前世の問題が出てきても、それは当たり前だし、却ってモトを叩くのだから

いいような気もするが・・

 

強いて言えば

「叩く」

 

って感覚がなんか違うんだろうね。

 

もぐら叩きみたいで、キリがない。

 
 
 

浄化を始めたのは2016年の初め。

それなりの効果はあった。

 
 

母や父に対する感情が変わり

自分の欲しい形ではなかったものの

両親がくれたのが紛れもない愛と感じることができた。

 

父については、昨年のソチ五輪、真央ちゃんのフリーの演技最中に(笑)

 
 

母については今年9~10月に会った際に出てきた感情を浄化したことで起こった。

その際、娘まで三代にわたる感情の連鎖まで解消して、最初は思いがけない収穫だと喜んだが、よく考えれば当然の帰結のような気もする。

 

先祖の問題をクリアすれば

おそらく子孫の問題もクリアされるはずだ。

 

そして逆に子孫の私たちが癒されていれば

祖先も癒されるのだと思う。

 
 

さらに自分の性格上もっとも忌むべきと感じていた暴力衝動(必ずしも実行に移すわけではないが)が

 

家系の因縁を次世代に引き継がないように努力していたことの副産物と知って

 

排除ではなく受け入れられるようになった。

 
 

つまり父・母・自分についてのもっとも大きな懸案が姿を消した。

 
 

細かい感情的反応はまだ残っているが

人生最大の目的とも言えるこの3件が消えたことで

 

肩の荷の大半が下ろせたような気がする。

 
 

あとは、自分自身の問題

 

そして子供との、生まれる前に約束してきた課題。

 
 

でも先に書いたとおり

「敵視 → 撲滅」

 

では無限ループでなにも変わらないから

 
 

何か視点を変えることが必要なんだろうね。

 
 
 

そして、「変えよう」としてもなにも変わらない。

 
 
 

私は10才くらいからそれをしていて

なにも変わっていないから。

 
 

大きな2極を振り子のように揺れるだけで

 

その極は変わっているのだが

 

どこかに

「自分はダメ」

「これではダメ」

という意識があるからかもしれない。

 
 

この世を生きる以上

2極あるのは仕方ないんだけどね。

 
 

キーは、「自分への愛」かもしれない。

 
 

自分を良くするために

悪いところばかり探して

叩くことを考えていたが

 

とりあえず大きな問題が片付いたので

 
 

しばらく、収穫を味わい

恩恵を楽しみたいと思う。

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(写真は吉祥寺「武蔵野文庫」にて)