カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

犯人よりも怖い・その1

ただいま絶賛時差ボケ中です(笑)

 

なんとか無事帰って参りました。

 

バックパッキングは、イイ加減この歳になるとキツいものがあります。

いかに日本の便利さに慣れきっているか、思い知らされます。

 

特に恩恵を享受しているのは水周りです(中でもウォシュレット・笑)

 

豊富で良質な水にどれだけ恵まれているか

それがどれだけ幸せなことか

 

飲料水に関しては、正直あちらの水の方が

体に合っていると感じます。

 

でも、トイレは流れにくいことがたびたびあるし

シャワーの水量は十分でないし

 

暖かい湯が出ないこともあるし

 

湯船に浸かるなど、論外の贅沢、

 

水が少ないことが、かなりのストレスになるのです。

 

逆に言えば日本人は

水に流せばなんとかなると思っている部分があるし

 

すぐに許してしまったりするので

 

あちらの人々がどうして宗教を巡ってそれほどまでに確執を抱き続けるのか

理解しづらいところがあります。

 

しかしやっぱり放射能ダダ漏れのまま、ってのはヤバいですぞ。

 

水に流したからって、なくなるわけではありません。

 
 

さて、話は変わりますが、

あちらに着いて初日、同行者(バンパイア・ここでは仮にVさんとします)がサイフをスられました(笑)。

 
 

駅でキップを買おうとしましたが

現金を入れても返却されてしまい

カード挿入、的な表示が出ているのでVさんはカードを入れました。

 

横に暗証を入れるキーパッドがあったので入力しましたが

何の反応もありません。

 

そこで親切(そう)な男性が出てきて

「そうだ、そこから番号を入れるんだ」

的なことを言って教えてくれます。

 

何度か繰り返しますがやはり買えないので

機械がダメなのだと解釈し、もう一つある向かい合わせの端末でトライすると

カードマークが出ず、現金only的な表示がされたので

やはり前の端末は現金がつかえなかったのだとわかります。

 

現金を挿入すると、無事キップは買えました。

 

さて、列車が来て私は子供と乗り込みましたが

Vさんがナゼか乗って来ません。

 

振り返ると戸口付近に3~4名の男性が立ちはだかっているのが見えました。

 

しばし遅れてVさんもなんとか列車に乗り込みます。

 

さて、目的の駅に着いたところ、Vさんが

「サイフがない」

ことに気づきます。

 

Vさんはサイフを自分のコートのポケットに入れていたのです。

 

それだけでもスられやすい状態ではありますが

 

電車に乗り込もうとした際に3~4人の男が目の前に立ちはだかり

押し戻されたと言うのです。

 

押されたのは左肩だったそうですが

サイフの入っていたのは右側

 

そちらに注意を引き付ける内に

おそらくサイフを抜き取ったのではないか。

 

そのようなことがあったため

私たちが電車に乗ってから彼が乗るまでに時間差があったのです。

 

彼はいつも人の背後に立ちたがります。

先に立って何かをすることはまずありません。

 

無意識に彼にとって居心地のいいポジションのようですが

それが今回は仇となりました。

 

犯人は私たちの行動を最初から見ていたのです。

キップを買うときに声をかけてきた男性もおそらくグルでしょう。

 

別の人物が背後で暗証番号を見ていたはずです。

 

当初私たちの背後には高校生らしいグループがいたので

油断していました。

 

日本でもどこでも暗証を押すときは警戒するのが鉄則ですが

彼はそれをしなかった。

 

日本でも

券売機の周辺で声をかけてくる人には要警戒ですが

 

誰も悪用しないはず

助けてくれて当然

 

そんな甘えがどこかに、いつもあったと思います。

 

警察に行き、証明書を書いてもらい

サイフに入っていたカードの会社に連絡すると

すでにキャッシングされていました。

 

彼らはあの券売機でクレジットカードや現金が使えないことを知っていたから

わざとカードを使わせて暗証を見たのだと思います。

つまり彼らは常習です。

 

私たちは彼らのワナにはまったのです。

 

しかし防ぐ手立てはいくつもあったはずです。(続きます)

 
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(写真はスリがあった駅付近)