カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

肉体という他者(映画監督・吉田喜重氏のことばより)その1

おかげさまでなんとか24日ぶりに血が止まりました。
ご心配くださいました方々、どうもありがとうございました。
 

向こうに行っていた期間とほぼ同じと考えると、
やはり毒出しにはほぼ同期間かかるように思われます。
 
前回抗生物質を1週間摂っていた際も
1週間出血していたからです。
 
ま、これで出血がしばらく止まれば、の話ですが。
 
 
このまま止まらなかったらどうしよう、という恐れもありました。
 
 
前回は書きませんでしたが(書くのは忘れていました)
子宮筋腫が向こうで育った感がありましたし
 
それが肥大して収まりきらなくなり、一部外に出ると
鮮血が出続けるという情報が、いくつかのネットの情報にも上がっていました。
 
 
それにたった3週間なのに、腕にあったしこりも少し育っていたので
 
ほんの1ヶ月足らずでも、食事や環境は十分に体調を変えてしまうものなんだな、と思いました。
 
 
毒出しをして、腕のしこりは気持ち、小さくなりましたが
筋腫のほうはわからないので、とりあえず婦人科の予約は取りました。
 
 
腕のしこりは、ネットの情報によると
カルシウムだかが石灰化したものらしく、悪性ではないことが多いようです。
 
病院で見てもらったわけではないので、実際はわかりませんが
そのままにしていてもいいようで、一説によると肥大化しないうちに取った方がいいらしくもありますが、取ってもまたできるらしく
 
とりあえず、放っとくか(笑)
 
という感じです。
 
年とると、やっぱりいろいろできるもんですね(笑)
 
 
今回、筋腫も気になりましたが
最初に気になったのは、「白血病」です。
 
下から出てるんで、婦人科っちゃー婦人科ですけど、
 
飛行機が着陸する際、鼻血も出たんですよね。
 
 
正直いままではなかったことなので、ビックリしました。
 
上空ではしばらく頭痛がしたんですけど、
おそらく気圧の影響だと思います。
 
地上では頭痛の後、または同時に、時々鼻血が出ていたんですが
飛行機では初めてでした。
 
スチュワーデスさんが気づかれて、声をかけてくれました。
降りる際は「お大事に」と気遣っていただきました。
 
後日やはり鼻血が出たので、血が出やすくなったのかなと思ったのです。
 
 
ほぼ同じくらいの年齢で白血病で亡くなった叔母と伯母がいるので、気にせずにいられませんでした。
 
伯母は父方、叔母は母方で、両方の家系に罹患者がいるので
自分も無縁とは言えません。
 
行きつけの婦人科で腫瘍マーカーも調べるので
それも明らかになるでしょう。
 
 
でも子宮って、やはり毒出し器官なんですね。
 
最初のうちは、おそろしい大きさの塊とかが出ていましたが、だんだんなくなって綺麗になって来ましたので。
 
やはり人の体って、よくできているんだと思います。
決して壊れているんじゃない。
 
病気という名の正常です。
 
病気があるから、いままでの間違いがわかるんですね。
 
ありがたいです。
体は、偉いです。
 
 
それで映画監督の吉田喜重さんが言われていた
 
「肉体という他者」
 
ということばを思い出しました。
 
吉田さんが12歳の時、戦争の爆撃に遭って一晩中逃げたそうですが
そこで彼の命を救ったのは、彼の精神ではなく
危機を察知して反射的に動いた肉体であると
 
だから彼を救ったのは、彼自身とは異なる彼の肉体、
肉体という他者だったということです。
 
今回も、私は向こうで、嗜好に赴くまま食べただけ
 
もちろん、もともと肉や油はたくさん食べられないし
極力卵や牛乳を口にしないようにはしていました。
 
それでも、さすが西洋
 
1週間もいると顔の表面から油が吹き出し
それまでガサガサだったカカトも油が行き渡ってツルツルになりました。
 
 
しかし体は
黙々とそれを受け入れ
さらに自分の規律に従って厳しくそれらを排除し始めました。
 
 
それだけでなく、私を私の意志通りに様々な場所に連れて行ってくれました。
 
重い荷物を担いで、雪や寒風の吹く中
何度も調べ、何人もの人に聞き、間違いながら
目的地に導いてくれました。
 
特に集合場所が当初とは違っていたストーンヘンジツアーや
 
ネットや駅にほとんど情報のないヒースロー・コネクト(注)で目的地にたどり着けた際は
 
(注・ロンドン・パディントン駅からヒースロー空港まで行く列車で、同様の出発地と目的地である直通列車ヒースロー・エクスプレスより安価。エクスプレスは所要時間15分で40ポンド以上だが、コネクトは30分程度で12ポンド。エクスプレスは宣伝しまくりで駅でも大変目立ち、切符も買いやすく線路も真ん中辺で乗りやすいが、コネクトはタイムテーブルも表立った表示はなくおそらく駅員に聞かないとわからない。乗り場は駅の外れ。なのでつい負けてエクスプレスに乗りそうになる。実際その時コネクトに乗っていたのは20人いるかいないかで恐らく赤字路線・笑)
 
思わず自分という人物に感謝してしまいました。
 
イメージ 1
(写真はロンドン・パディントン掲示板)
 
もちろん情報を与えてくれたのは現地スタッフでしたが
そこに至るまで諦めず、コンタクトし続けてよかったと心から思いました。
 
 
私は自分にありがとうと言いました。
 
 
そしていままで、ほとんど顧みず、食べさせず、睡眠も取らせず、寒いまま我慢をさせていた非礼を詫びました。
 
体は頑張って耐えていました。
 
 
先週の金曜、薬膳のワークショップに出ました。
 

25年間経絡に沿ってカッピングをし、五行論については少しばかり学んでいましたが

 

中医学の根本的なところがごそっと抜けていて

東洋医学をずっと西洋の目で見て利用していたんだとわかりました。

 

だから大きく間違えていたんだと、納得が行きました。

 
 

東洋医学では、「食べちゃいけないものはない」んだそうです。

 
 

西洋医学ではジャッジして良し悪しを決めますが

東洋ではその良し悪しが常に変わります。

 
 

あの、太極図も動いているらしいんですよ。

100%善もないし100%悪もない。

 

さらに経絡も動いているらしい!

 

「腎経が弱いから体を温めるものを食べよう」という考え方は西洋的なアプローチですよね。

 

原因を見つけてそれに対処する。

 

心や体、そして周囲とのバランスも含んだものが東洋的。

だからその答えは時と場合によって変わる。

 

西洋的な食事だって西洋人には向いているんですよね。

平均寿命を見れば、日本も西洋諸国もそれほど変わらない。

 

でも私が西洋的な食事を続けるには無理がある。

 

実は昨日、あるサイトから子宮の不調が良くなるというノウハウをダウンロードしたんですよ。

 

なんと15,800円!(税込・笑)

 

行きつけの婦人科の検査料と同じくらいなので

そこに延々とつぎ込むよりは、これが根本治療になるならいいか

という感じでした。(実は溺れる者は藁をもつかむ的な感じで)

 

手短かに言えば、ベジタリアンの勧め、でした。

確かに正論ではあると思います。

 (続きます)