渋谷の、おそらく外資系のあるカフェ
職場に向かう途中で見つけた。
一人でなかなか入れないで
友人たちが遠方から来てくれた際、一緒に入ってみた。
店員さんはビックリするほどイケメンで
メニューは好みのアメリカンだった。
ハンバーガーもランチのステーキも美味しかった。
すっかり気に入ってその年は
友人が来るたび入っていた。
しかし、翌年
子どもを近くの皮膚科に
アレルギー検査に連れて行った。
その前にそのカフェに入ったところ
いつもと同じように頼んだハンバーガーから
なにか、独特の匂いがした。
少し、覚えのある匂い
その日までは気づかず済んでいたのに。
確かフィジーとシドニーの食卓で、だった。
他の人は感じていないようだったが
同じ匂いがパンからも、どのケーキからもした。
それが鼻について
食べられなくなってしまった。
おそらく、油
以来そのカフェには行っていない。
(ただし上の画像は本文のカフェとは関係ありません。大英博物館内のカフェにて)