お彼岸に亡くなったので、故人に失礼ながら手間いらずというか・・
先週末お墓参りは済ませたので、今日は他の用事で出かけます。
さて、先日書いた、元クラスメートのB君。
どうでもいいことだが父の墓所に近いところに住んでいる。
彼は大らかな例かもしれないが、
概して男性が細かすぎるといろいろな問題が起きる・・気がする。
同様に同じクラスだったC君とD君。
毎回オリンピックの年に私の親友Rがアメリカから里帰りするため
4年に一遍そうした集まりが行われる。
C君は普通の、わりと優良企業のサラリーマン。
D君は福岡県で自分の会社を経営している。
RとD君、そして私は小学校で飼育係をしていて
特別な結びつきを感じている。
いわゆるソウルメイトのような。
Rは複雑な家庭事情、またD君と私は小学生時代に父親の事業の破綻を経験している。
そうした子供が動物の飼育に没頭することで救われることはあるだろう。
そしてD君が高校生の時か?お父様は福岡に帰られて別の事業を始められた。
彼も大学を卒業か中退かして福岡に移った。
それまでも、そしてそこからも波乱万丈の日々だったらしい。
私はそうしたことを母づてに聞いていたが、D君は私の家の事情を知らなかった。
その2012年の集まりに、普段は出てくることのないD君が参加した。
これにはRの働きかけがあったが、実はその直前にD君は事業のアメリカ展開を目論み、アメリカまでRを訪ねていた。
当時私とR、D君はmixiでつながっていて、私も少し焚きつけた。
仕事の忙しさを理由に直前まで難色を示していたD君だったが、やや時間を遅らせて合流した。
荒波に揉まれて、当時よりむしろ若返った印象を抱いた。
当時はおじさんぽくて優しいので、からかいの対象になっていた。
再会を喜びつつお茶タイムで同じテーブルにつき、私は初めて彼に小学生時代の家庭事情を明らかにした。
しかし彼の家が、倒産したことでもうクラスメートやその父兄と交流ができないと思い、遠ざかることを決めたのに対して
うちは倒産こそ明るみにしなかったものの、なにくわぬ顔でそれまで通り交流を続けた(笑)。
確かに思えば諸方面で不自由を感じたり、家庭内の雰囲気が悪いことはあったものの
私はわりと普通に学校では楽しく過ごしていた。
母親の楽天性に救われていたのかもしれない。
将来に自分と同じことがないよう頑張らせるための親心だったのかもしれないが、今となっては知る由もない。
てか、それは功を奏さなかったわけだけど(爆)
その差についても彼は驚いていた。
夕食後の飲み会で、元クラスメート女子Nのちょっとした言動にからみ、怒り始めた。
当時彼はめったなことで怒る人ではなく、だからこそ安心して彼を皆がいじっていた(笑)。
お酒が入っていたから、ではあるだろうが
耳を覆いたくなるやりとりに嵩じてしまった。
気安い関係だけに遠慮がなく、C君は言ってはいけない一言を言ってしまった。
難しい顔で腕組みし、人の輪から離れたところにいた。
C君がそれを大人げないと言うのもわかるけれど、彼はギリギリのところで出てきている。この会に出たのも、結局はどこか仕事のためである。
それは会社を経営したことのないC君にはおそらくわからない。
C君は翌日、例のB君について「Bに言うなよ」と口止めした上で
「カッコつけてバカのやれない人間」
と評していたが、私はB君についてそう思ったことはなかったので、
B君が近年変わったのかと思った。
しかし実際は、まあ多少かっこつけてる部分もなくはなかったけど
かなりこだわりなくいろいろなところに飛び込んで行く人とは感じた。
逆にこの一言でC君に対する株価が暴落した(笑)
実は小学生当時、私はC君が好きだった。
すばやく行動する部分に
自分にないものを感じていた。
いまそれはよりはっきりした傾向となり、
他人の批判や、それを性急に口に出すこと、
またばっさり切り捨てる行動として現れることになってしまった。
D君も確かに食えない大人に育ったが
夜中の時点で出て行かせる必要はない。
こういう人とくっつかないでよかったと思った。
だからなのかわからないが
そして一概に離婚が悪いとはいえないが
3度目の結婚をしている。
D君はその時点では未婚、
近年結婚したが、スピード離婚した。
あの苦しい時期を共に乗り越えたことで
私はD君に同情的で、C君に許せないものを感じている。
後日B君から聞いたことである。
でも夫もC君と、先に挙げた部分が似ている。
わかりやすい性質といえばいえるが
私には見る目がないということだと思う(笑)。