カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

ノラない日本人

昨日のdeadmau5について書くのを一つ忘れていたけれど

ライブの様子を見ていて、なんとなく

 

やっぱり人は2元を遊びに来ているんだと思った。

 
 

男と女、それが光と影の中で

勝利や敗北、喜びと悲しみ

 

そういったものの間を揺れ動いているのだと思った。

 
 

だからそれを今は楽しめばいいのだ。

 

それがあるのが今わたしたちのいる世の中なのだから。

 
 

あちらの世界に行けば、それはない。

 
 

2元はないのだから、そういった遊びもなくなる。ただ満ち足りた世界。

 
 

そんなものをdeadmau5は教えてくれた。

 
 

でも欧米人とかだとライブでノリノリなんですけど

 

日本人は乗らなくてdeadmau5がかわいそう、といった記事があった。

 
 

すべてのライブでそうとは言えないだろうけど

 

確かに私が以前行ったライブではそういうことがあった。

 
 

ノッているのは私と仲のいい友人だけで、あとは静観(笑)

 

相当ノリのいい音楽だったのに。

 
 

「みんな」がノッていれば乗るんだろうけど

少数だったら乗らないんだろうね。

 
 

感覚に正直になれば乗れるんだろうけど

つい、抑圧する習慣がついているんだろうね。

 
 

欧米人のやることすべてがいいとは言わないけど

ライブではノッても危険なことはないからね。

 
 

平安時代にはすでに表情をあからさまにするのは忌むことになっていたから

その習慣を変えるのは大変だろうと思う。

 

マユ毛を落としてしまうのも、お歯黒をするのも

他にいくつか理由はあるだろうけど、それも大きい理由の一つだろうし

 

基本、忍者や武士なんだろうね。

 
 
 

感情を抑える、という習慣がそういった文化の土壌になっていると思うからね。

 
 

だから3・11の日本人は見事だった。

 
 

不安に駆られて人の波を乱している欧米人を尻目に

日本人は自分の不安をじっと耐え忍びながら

秩序を乱さないように毅然としていたからね

 
 

あれを見ることができただけでも

都心部で足止めをくらった意味はあった。

 

ああいった非常事態にこそ

日本人は本領を発揮する。

 
 

DNAの中に

災害に直面した時の対処法が刷り込まれているんだろうね。

 
 

だから有事にならないと力が湧いてこないと

あれで気づいた日本人が多かった。

 
 

でもやっぱり、ライブではノッた方が楽しいと思うね。

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(乗ると言っても電車に、ではない・・昨夏の東急のイベント)