友人の、筋反射を用いた経絡調整体験会・練習会を受けて
だいぶ時間が経ちましたが、少々フィードバック。
約30年、限られた知識のままカッピングをやってきてしまいましたが、
やはり折に触れて新しい知識を入れ、風を通すことは大事だと感じました。
30年も続けるとさすがに飽きて、また自分のことであるとおざなりになり、ここ10年は膀胱経の一部に施術するだけになっていました。
しかし今回、筋反射で弱い経絡を見ていただくと、脾経・胃経・腎経・大腸経は当初と変わらず弱いままであることがわかりました。
さらに心包経も弱っていました。
特に、ここ1年出ていた右足の不調は、もしかして脾や胃、そして肝に関係したものではないかと気づかせていただきました。
もちろん、どの経絡も個別に考えられるようなものではなく、実際はいろいろと関係していて、特に大腸~胃~脾~腎~肝には直接相互関係があります。
そして右足の親指の付け根、胃経と脾経のツボ(大敦?)をほぐしていただくと、ちょっと流れが変わった感じがありました。
翌日にはむくみが取れて、グラウンディングがよくできるようになっていました。
ある臓器(副腎)が弱いと、グラウンディングがうまく取れないことがあると聞いたことがあったのを思い出しました。
自分でわかった気になって同じことを続けていると偏りが出るというのは
ヨガや瞑想の際にも言われていたことでしたが、今回もあらためてそのことを感じました。
やはり一人ではどうしても思い至らない部分があり、時には他の人の視点で見ることが助けになると思いました。