カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

相互依存でない関係

その人は、亡くなった母親の前で、ただ小さな子どもだった。

人の死に目には、本質が見える。


そこでその人のすべてが見え
今まで見て感じてきたことが
間違いでないことを知った。


その人はただひたすら
母親を信じ、甘え、依存し、それを良しとして生きてきた。



それ以外の生き方は
してこなかったのだ。


その意味で一貫していた。


彼は生き方を変えたことはなかった。


だから私との関係においても
同じやり方を通そうとした。



その関係を
「相互依存」
と表現した人がいたけれど


やはり相互依存ではなかったと思う。


私はその人とは違って
基本、常に単体で行動する質だった。


他人の世話に全くならない、他人が必要ないという意味ではないが

他の人の中に自分の存在理由を探し求めることはない。


真逆の性質で、ツインソウルではあったかもしれないし


その関係から学ぶという意味では
相互依存と表現できる部分もあるかもしれないが

その人の依存とは
違った質のものだと思う。


当人同士の間で許されるならば
特に問題はないことだと思うが


彼らの間では、それがいくらでも、それこそ際限なく許されていたのだ。


彼は母親の前では
いつまでも小さな子どもでいられた。


同様に他人に対しても
同じようなリクエストをしてしまう。


ある意味幸せだったのかもしれないが
親子間ではうまくいったとしても
他人との関係では難しい。


元の関係が依存だからだ。

他者との間もそれに倣って依存関係になる。



サイコパスに近いような人格には
制限をし、線引きすることが必要だ。


私がその人の前でする訓練は

「ただひたすら自分を守り、尊重すること」

それに尽きるのだと思う。


その人に左右されず
自立を貫くことだと思う。


イメージ 1

(関係ないですけど横浜・コスモワールド)