先日、北海道某所からいとこたちが出てきた。
娘、つまりはとこ(仮にAちゃんとします)が旦那さんの転勤で昨年末こちらに出てきたので、そちらに泊まりがてらディズニーランドと成田山に行くという。
実はAちゃんは引きこもり状態なので
旦那さんのDさんが仕事帰りにいとこたちを迎えに来て、そのまま自宅まで連れて行くということになっていた。
日中は母と私と一緒に、実家のあった近辺で過ごした。
いとこ(仮にKとします)も小学一年まではその界隈で過ごしたらしく、思い出スポット巡りになった。
Kは母の一番上の姉の子供だが、姉との歳が離れていたので
母とKは姉妹のような雰囲気だ。
と言っても10離れている。
Kはイギリス人の血が1/4入っている。
つまり母の姉の旦那さんがハーフだったということだ。
法事には彫りの深い顔立ちの人が多く集まっていた。
今でも綺麗だが
若いころは振り返るような美人だった。
お茶を飲みながら、KはAちゃんの話を切りだした。
「マツコ・デラックスなんだわ」
Aちゃんは太り過ぎたため、昔の知人にも会いたがらないという。
それでこの日も出て来なかったのだ。
かつてAちゃんは推薦で日体大に入ったアスリートで、入学当初は母宅に下宿していた。
それが就職・結婚を経てどこかのタイミングで、そういうことになったらしい。
「食べることしか楽しみがなくて、何にもしない」
とKは言うが
Kの息子(Aちゃんと兄弟・仮にH君とします)は
「ご飯くらい作るっしょ」
と、たまに笑いつつツッコミを入れている。
いわゆるウツのような状態だそうだ。
でもウツなら「頑張れ」とは言えないから
「とりあえず、今のままで問題がないと認識することが必要なのでは」
と言ってみたが
「いや、ここまで放っとき過ぎたんだわ」
このままでは死ぬんじゃないかとまで言う。
H君もどうにかした方がいいとは思うが、お手上げ状態だと。
さらにKはヘルパーの仕事をしているが、お客さんは伯母2人だそうだ。
身内だからある程度気は楽なのだが、
そのうち一人はやはりウツで
「悪いことしか覚えてないの」
らしく
もう一人は飼っていたウサギのペットロスからパニック障害になり、仕事もやめて家に閉じこもっているらしい。
その後ネコを2匹飼い始めてやや持ち直したものの、やはり仕事はできないという。
なんだか、血はつながらないけれど、似たようなケースのような。
北海道だから日照量が少なくて、身近にかなりウツの人が多いそうだ。
「そういえばMちゃんも具合悪いままだって」
MちゃんというのはKの兄弟のお嫁さんで、旅館の女将をしていたが、その権利を譲渡してこちらに出て来たのだ。
経営破綻したのかと思っていたら、実は乗っ取りだったそうだ。
北海道にいる時から体調は良くなかったようだが、様々な心労が重なってやはりウツのような状態らしい。
にしても、身内に何故このようにウツや引きこもりが多いのか(ウツだから引きこもるわけだが)。
先日も書いたが、ウツやその他寝込んだ状態の人は、家系の膿を浄化するためにそのような役割を請け負っている。
決して役立たずなわけではなく、むしろ逆だ。
その家系にいなくてはならない人である。
Kの家系には知る限り4人もそうした人がいるということは、それなりのものを抱えているということだ。
そこまでの現象が出るに見合った何かがあるということである。
Kの家系には日本人もいるけれど、イギリスにも1/4ルーツがあるわけだから、イギリス分の膿み出しかもしれない。
イギリスは歴史上、かなりいろいろなことをしているわけだから、有り得ることだ。
彼女たちはいわゆるエンパスをしているわけである。
しかしそのことを知ることはほとんどないわけだから、自分が役立たずとカン違いして自分を責める。
ウツや引きこもりの人は、役立たずと自分を責めないで欲しい。
朝起きられず遅くまで寝ていても、それを悪いと思わないでほしい。
多くの人が仕事に出かける、最もエネルギーを必要とする時間、そういった人々が霊的に援助し、エネルギーを流している。
午前10時を過ぎるとようやくその務めから解放されるので、自分も起きられるようになる。
夜は皆が寝始め、一時的にそうした人々の援助を必要としなくなるので、意識が解放されて重圧も軽減し、呼吸も楽になる。(逆に朝方は起きられても、呼吸がしづらかったりする。)
ようやく自分の精神活動・創造活動ができるようになる。
夜中、特に4時頃は、寝ている内に魂が他人のサポートに走っていることもあり、そうした時は目覚めると体が鉛のように重くなっている。
夜中寝ると疲れてよい睡眠が取れないので、昼間寝るのだ。
これらの現象は自分の体に魂をしっかり戻すと無くなるので、疲れがほとんど他からやってくることが明確にわかる。
人の感情や疲れを請け負っていたことがわかる。
ただ、そういう人々に魂を体に戻す方法を勧めても、やらないことが多い。
やっても効果は数時間と一時的だし
睡眠中は無効になってしまう。
そうした人々は、そういう役割を生まれる前に決めてきているからだし
疲れに慣れて、こんなものだと思っているからでもあるだろう。
なんて任務遂行に忠実な人たち!(笑)
私のような堕天使とは違うのだろう。
ただ、これ以上自分を責める必要はない。
365日、24時間働いているのだから。
つまり、誰よりも働いているから
いつも疲れているのだ。
ワーカホリック過ぎるのだ。
てか、天使界はブラック企業だから(笑)
なお、オーラソーマB00番はそうした人が自分の体に戻って来ることをサポートしてくれる。
でも毎日は効かないんだよねぇ。
たまの休みは許されても
基本、任務に就かないとダメなんだろうねぇ。(泣)
で、旦那様のDさんが仕事を終えて現れた。
旦那様はその界隈で仕事されている。
せっかくなので、5人で軽く飲むことになった。
Aちゃんについては
「やっぱり放っておき過ぎたかなぁ」
と言いつつ、さほど深刻な様子もない。
実際のところどうかわからないが、現実を受け入れつつ彼女のサポートをしているようである。
KやH君とも気兼ねない関係のようで、なかなか好人物である。
なんとか、AちゃんとKの心が軽くなってくれるよう祈るばかりである。
(写真は浜松町の某喫茶店。駅近くにありチェーン店ではないが、コーヒー少なっ!
なんぼ地価があれでも、500円近く取るんだから、もうちょっと入れてくれてもいいのでは。)