カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

それ、ホントかよ・・

今日は、新寺務所での初の法話会でした。
OA環境もやっと整い始めたばかりで、
間近になって信者さんにメールでお知らせしたので
集まって下さるか不安だったけど・・

とりあえず集まっていただきました、数人ですけど。ヨカッタ!

そしたら、よくおいで下さる方なんだけど、この方、霊媒体質なのね。
また困り事があって、和尚に相談したらしい。

それがお持ちだった人形のことらしく、捨てちゃったけど、
しばらく置かれていた場所にも残留思念とやらが残って、それが悪さを働いているから
処置しなきゃならないって和尚に言われたらしいのね。

え~、ホントかよ・・と、小坊主は思った。
そんなことあるのかよ・・。

本当だったらその人形を取り戻してきてお祓いしなきゃいけないみたいだけど、
捨てちゃったから仕方なくて、置かれていた場所にってことらしい。

「となると、また家に来て頂くってことでしょう?」
その方は、またお金がかかることを心配して、専務にこっそり相談してらっしゃるのだ。
そりゃ、普通のサラリーマン家庭で、100万強は痛いです。
その方が払っているのは、それだけじゃなく、過去(ここ3年くらい)に数回ですから、
ぜんぜんバカにならない額です。

そんなの、たぶん和尚だって、よくわかってるでしょうね。
「イヤだったらお祓いしなくていいんですよ。」
そんな感じでしょうね。

そうしたら専務、何と!
「その人形、絶対戻ってきますよ」
そんなこと言うんですよ!
「ええ~っ!怖っ!」
シカトしてパソコン作業に熱中するふりしてた小坊主、
思わず専務たちの方見ちゃいましたよ。聞いてたのバレバレ。
「えっ! だって、もう燃やしちゃってると思いますよ?」
と、その方。
「いえ、絶対戻ってきます。」
一体何を根拠にそんなこと言うんだ?
「だって、ゴミに出してるんです。ゴミ処理所で燃やしてますよ。」
専務はどこかの御焚き上げに持ち込んだのであって、ゴミに出したとは思わなかったらしく
一瞬ひるんだが、
「いえ、それでも戻ってきます。」
と、押し通した。
いや、それはありえないよね・・
と、胸中でつぶやく小坊主だった。

だいたい専務は感情でモノを言い過ぎるよ。その辺に放っておいたなら、
戻ることもなくはないだろうけど。

もし戻ってきたら、専務に1万円あげてもいいよ。あげないけどさ・・
そしてその人がそんな話を真に受けてムリにお祓いを受けないよう
願う小坊主であった。がんばってくれえぇ・・