カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

ホテル考

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ところで今回は、6日にUpした写真のような、アーケード付き入り口のホテルに
泊まりたかったのでございます。

いかにもホテル、のかわいい入り口。
ノボテルとか、シェラトンとかヒルトンとか
大きいホテルに当てはまる形じゃございません。
南ヨーロッパの安宿によくある形ですが・・

以前は現地に着き次第、インフォメーションに頼んで宿を取ってもらってました。

すると、まあこちらの服装を見て値踏みするせいか
「ここ、ホテル!?」
って感じのところにされる場合が多かったのでございます。

一つの建物をいろいろな人々でシェアして使っているので、
入り口はただ洞窟のように真っ暗、そこから不安な思いで暗い階段を上がっていくと
3階くらいがやっと明るくてほっとする、ってパターンが多かった。

そこに着くまで、明らかにホテルの赤いかわいいアーケードを
横目に見ながら探すのです。
そういうところは、入り口に金のプレートがついていて、
2つや3つの星がついている。

「ああー、いつかこういうところに泊まりたい!」と。

以前泊まっていたところは、トイレ風呂共同、バスタブなし、朝食つき2000円くらいでした。
でも、2つ☆でも4000円くらいで泊まれるんですよね。
専用のトイレとシャワーがついています。
でも、バスタブまではビミョーですね。
バスタブがついているかは、ホテルによります。ついていても、栓がない所も多い。

イタリアのホテルは、古~いエレベータがついていました。
筒型の金網の回りを、らせん階段がまわっています。(写真を撮らなくて残念!)
エレベーターもカゴのようにシースルー、ラベルを見るとアールヌーボーの装飾文字なので、
もしかすると1920年代のものかもしれません。

内扉を閉めて、外扉も閉めて、初めて動きます。
開閉は手動式が多いです。
そーっと乗ってもガタガタしていて、目的階に無事着くとほっとします。

部屋の設えはベッドも寝やすくて申し分なし。
昔はスプリングもやわらかくて、中心がへこんでいるのがあたりまえだったのに。

そしてヨーロッパはトイレットペーパーがネックだったので
今回も2ロールを持っていったのですが、この20年で改善されて
どこも日本と変わらぬ柔らかさ。(でも、日本のものの方がいいかも。)

以前は、わら半紙か? 油紙か? ってくらいだったのに。
列車のペーパーも良くなっていた。

部屋にはミニバー、その中のガス入りミネラルウォーターがおいしい。
以前ガス入りはなんとなく生臭いようでダメだったけど、今回は匂いもなく、
ガス入りがうまくてたまらない。

バスルームはきれいで、ドライヤーもアメニティもタオルもついている。
洗浄便座はないけど、ビデがついている。
ビデの形は場所によって違いますね。

ヨーロッパは日本と水事情が違うから、水の出の悪いところが多いけれど、
あたたかい湯が出るから合格点。

あと、シュパッと消臭みたいのがついていました。
それがときどき、「ぴこっ」とかそけき音をたてています。

バチカン途中でしたが、ついホテルに脱線してしまいました。
ローマに来る時は、またここに泊まりたいです。

バチカンは、中に入るのはやめて、外だけ見ました。
写真は中央のオベリスクです。

そのあと東に一直線に歩いてサンタンジェロ城に行きましたが
その通りは観光客と観光バスでみやげもの屋でいっぱい。

以前はサンタンジェロ城もだれも観光客はいなくて、
唯一の観光客である私たちは集団のジプシーに追いかけられたのですが、
こんだけおのぼりさんがいりゃー、もう狙われることもあるまい。
観光客の迫力に押されてか? ジプシーの姿も、ありませんでした。

城の前ではツタンカーメンの格好をしたパフォーマーが不動直立で、
観光客の笑いを買ってました。

その後コーラ・ディ・リエンツォ通りの「フランキ」という店で
ライスコロッケとポテトとチキンを買い
宿に戻って夕食を取ったのでした。

(あー写真が少ない! もっと撮ればよかった~!!)