カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

パリはよいとこ

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さて、まだまだ見たいところはありますが
パリは一泊きりで、もうロンドンに移動します。

当初は、パリは素通りで、夜行か何かでミュンヘンからロンドンへ直行するつもりでした。
でもさすがにそこまで長距離列車はなく、また時間の都合上どうしてもパリに一泊しなければなりませんでした。
実はパリは怖かったのです。
また、別に時間をとって、ゆっくり過ごしたいと思っていたので。

でも、こうなったのも巡り合わせ、できる限りパリ滞在を楽しもう!と。


宿はアーリーチェックインにレイトチェックアウトで、
ロンドン行きの列車も13時発なので
久しぶりに少し朝寝して、朝食をゆっくり取りました。

吹き抜けのダイニングに、光が指し込みます。
朝食は純正なコンチネンタル、パンと飲み物だけ。
パンはクロワッサンとチョコレート入りのデニッシュ(ヴィエノワーズというらしい)と
小さいフランスパンでしたが、どれも超うまあぁ~!!でした。
外はカリッと、中はふんわり。
歯ごたえだけでなく、味があるのです。

飲み物は、私はカフェオレ、子どもはチョコレート。
チョコレートは粉状のものが袋入りになっていて、
ポットの暖かいミルクを注いで作ります。

これだけですが、なんだかとってもおされ~♪なのです。


と、ちょい年配のおじさんが入って来ました。
宿の人たちにはおなじみさんのようです。
そして、こちらをみて「こんにちは、奥さん、お嬢さん」と挨拶してくれました。
さらに英語で、いろいろ聞いてきたのですが、ちゃんと答えられず言いよどんでいると
「いいよ、いいよ」
と、向こうに行ってしまいました(T_T)。

でも、今回出会ったお年寄りがみな英語を話し、フレンドリーに話しかけてくれたのは
すごく驚きでした。そして若い人もとても親切で、信じられないくらい楽しく、今までのパリのイメージが大きく変わりました。

テレビを見ると、なんと英会話教室のCMが。
Bonjour!”と言って、話が通じない男性が、そのスクールに通ううち
スーツをきちっと着こんだ英国紳士になって出てくる(笑・風景もロンドン)という筋ですが
これも一役買っているのでしょうか??

昔の「ELLE」に載っていた「パリを訪れる時の注意書き」に
「ありがとう、こんにちは、すみませんの後には
必ずムッシューかマダムを付ける」
とあったので、それをしつこく実践したのが良かったのだ!
と、勝手に思い込んでいますが・・。

去年だか、子どもの国語のテストに、都会の日本人の、人間に対する無関心さについての文が出ていました。
そこでは、「少し昔のヨーロッパ人(特にフランス人)がそうで、今は人に感心を取り戻した」とありました。昔は日本でも、知らない人同志が気軽に話しかけあっている光景がありました。しかし東京では、それが復活する兆しはないと。
なぜ、どういう経緯で戻ったか、それについては載せられていませんでした。


チェックアウトする前に、ホテルの窓からの景色を、少し撮りました(写真)。

昨夜モスクもシナゴーグも見られなかったので
なんとか見たいと思いましたが、重い荷物を持って歩き回るのも面倒だったので
パリ北駅に直行。
他の駅と同様、たくさんの売店が。そのほとんどは飲食店で、
ハーゲンダッツや、東京にもある「PAUL」というパン屋など
サンドウイッチスタンドが多かったです。

ここでユーロの小銭を使い切らないと、ってんで
自動販売機の菓子や飲み物を買い漁りました。
お昼ご飯には、サンドウィッチ(ツナとハムのカスクート)と
タルト2種。

出発までまだ1時間もありますが、何番線から出るのかチェックしておこうと
ユーロスターのカウンターに行くと、もうチェックインタイムが始まっているというじゃ
あーりませんか(古い)。

急いで預けたばかりの荷物をロッカーから取り出し、
チェックインカウンターに向かいます。

と、なんか「出国手続き票」に記入させられ、ほとんど税関手続きと同じ大変さ。
荷物も着衣も全て調べられます。
イギリスに入国するのと同じ扱いなんですね。EU圏でも。

なんだかんだで時間がかかってしまい、結局乗車したのは出発10分前。
あの時、ホームを調べておこうと思ってなかったら・・ギリギリやないかい!
つくづくよかったと思いました。ユーロスターの乗車には、時間がかかります。

あー、ジプシーうろつく一般構内より、ユーロスターラウンジのほうが
リッチだった。お土産屋もよさげだったし、エディアール(高級食料品店)もあった・・
(T_T)
でもサンドウィッチ屋は「PAUL」で、昔、職場が近くにあった頃よく食べていたし、
値段も東京より高かったから、やっぱ一般構内で買ってよかったかも。


2等車ですが、乗り心地は充分。
2時間半ほどで着いてしまいますが、
料金は6時間乗ったTGVの約3倍。

駅で買ったタルトを車内で食べましたが、うんまい!!!
チェリーパイ(欧米か・・欧米だ)と、カスタードのタルトでしたが、
もう、超うんまい・・映像は、すこしつぶれて真っ赤っ赤になってしまったので
ありません。
パリはいいとこだと、つくづく思いました。