カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

寿司はまわる in パディントン

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さて、取りあえずロンドン観光を。

もう午後4時、あまり時間がないので
ピカデリーサーカスだけ行くか、と再び地下鉄に。

ロンドンで一番にぎやかな場所の一つ「ピカデリーサーカス」には、
やはりおのぼりさんが大勢、集まっていました。

いつもここで紅茶専門店「フォートナム・メイソン」を探すのだが、
見つかったためしなし。
今回も、ナゼか見つからず、仕方なく南下する。

三越や、みやげ物店並ぶ通りを歩くと、ほどなくして
オベリスクそびえる広場が。トラファルガースクエアでございます(写真)。
これは何、って言われると・・んー、まあ、ググって。(イイカゲン)
ハトはいっぱいだけど、「エサやるな」の看板が。

せっかくオイスターカードも買ったし、2階建てのロンドンバスにも乗ってみます。
パディントン駅までのバスが出ています。

キラビヤカなショッピング街、リージェント・ストリートと
オックスフォード・ストリートを抜けていきます。
バスは、移動しながら景色が見えて観光もできるから、楽しい♪

日本でも有名なブランドショップや、ファストフードの店が。
マクドやケンタも増えましたね。
逆にあまり見なかったのが、以前多かったバーガーキング


パディントンに着いた時は、かなり暗かった。
ハイドパークを過ぎて駅に近づくにつれ、インドやアラブ系の店が多くなってました。


パディントン駅構内にある、回転寿司屋で夕食を取ることにします。
店名は、『YO! SUSHI』だと。

店長さんらしきイギリス人男性に、「初めてですか」と聞かれ
なんとなくおかしかったが、YESと答えました。


形態は、日本の回転寿司とほぼ同じです。
が、あの蛇口からはあがりのためのお湯ではなく、ガス入りとガスなし、二通りの水が出ます。
ガス入りがウマいです。
醤油とガリ・ワサビも置かれています。
でも、ワサビの味はなんとなく違う(気がする)。
まわりを見ると、東洋人のお客はいませんでした。
みな欧米人。
店員さんには東洋人もいましたが、日本人ではないようです。

お箸を使えない人は、ピンセットのような形状の、ワリバシ素材のトング(日本の、アイスクリームを食べるお匙を長くして、2枚貼り合わせたようなもの)で食べています。
「箸は使えるか」と聞かれたので、まじめに「使えます」と答えましたが
笑いをこらえるのに苦労。

で、飲み物の注文を取りに来られたのだが、なんと
「おすすめは味噌汁です」
だそーな。スープの扱いでないのがおかしい。ミソスープって言ってんのに。
それにコーヒーのように、おかわり自由なのだ。

味は日本の味噌汁でございました。おいしかったですよ。
具は、わかめとネギと豆腐です。
ちょい冷えてくると、どんどん入れ替えてもらえます。

で、まずサーモンを。
これがめちゃうめえぇ~!!
もう、最初っから終いまで、ぜんぶサーモンで通そうかと思ったほど。
ノルディックサーモンですから、東京じゃ江戸前みたいなもんです。
日本ではわざわざここから輸入してんだろうから、もう、食わなきゃソンソンです。

さらにエビもうめえぇ~!
他は食わなくてもいいと思ったほどです。


が、冒険してみたくなるのが人の常。
アナゴをたのんでみました。いや、ウナギか。
イギリスではウナギも普通に食べられているみたいですから(ただし、水煮で)。
しかし、タレがとんかつソースなのには参りました。

そして、かっぱ巻き
これは、ロンドンの人にも愛されているメニューのようです。
タマゴとかも、普通にイケるのではないでしょうか。

コハダやサバも誘いましたが、数種盛り合わせなるものを。
カリフォルニアロールみたいなものでしたが、イケました。

おかず(おつまみ)類では、冷奴・ワカメの酢のもの・鳥のカラアゲ・カボチャのコロッケなどがありました。また、タンドリーチキンも。
オーダーメニューでは、日本のカレーライスや焼きそば、チャーハン、お好み焼きなど。
お店の人は、日本でいろいろ食べて、それをメニューに盛り込んだんでしょうね。

ワカメの酢のものは、キュウリが入り、普通の日本の味でした。
またデザートには、各種ケーキ、そして大福が。
3つの小さい大福がお皿に乗って流れてるって、結構かわいいですよ。
子どもがガマンできず取っていましたが、粒あんの普通の日本のものでした。

また、駅の構内、大勢の人が回りを通るので、
回るネタは、すべてフタがついています。

一皿辺り、だいたい3~5ポンドで、高いです。
結局二人で、6000円ぐらい行ってしまいました。

でも、目の前で二人の店員さんがサーモンの皮をはいでいるのですが(サーモンの皮のカラアゲってのがメニューにある・ちょい怖くて頼めなかった)、そのうちの一人が手を洗わないだかでもう一人の女性になにやら注意され、店長にも注意されています(おいおい)。

思うに、日本は家の中では靴を脱ぎ、外とはしっかりと場を分けて室内の清潔を保つ習慣がありますよね。

生で食べるのは、そういう文化のある場所でこそ成立するという気がしたのですが・・
また、海が近く、新鮮な材料が近くで手に入る状況であればこそ、かと。

まあ、ロンドンは海もそう遠くありませんし、日本のような島国ですから
流行る素地はありそうです。

ただ、衛生感覚が少し違うかもしれないなぁ。そういうところで生って、どうなんだろう。

でも、お客の入りはいいし、寿司が人気なのは間違いないようです。
このあと寄ったスーパーでも、寿司の折り詰めが何種類かありました。



さて、せっかくパディントン駅に来たのですから、探検してみます。

どうしても来たかったパディントン、それはあのパディントンベアーが好きだから。

中学1年の時、英語の好きな本を買う機会が学校であったので、
一目ボレしたパディントンの絵本3冊を買いました。
先生は、長文読解の練習をしてもらいたかったようで、
「そればっかり~?」といわれてしまいましたが、大好きな本でした。

高校に上がると、隣りの席の女の子が
夏休み中にロンドンに短期留学して、くれたおみやげがパディントンの封筒。
彼女とは大学は別ですが、同じ会社に入社して再会したので、
結構縁があったのだと思います。

てなわけで、今回の目的の一つは
パディントンのヌイグルミを買うこと。

でも、駅構内にあるパディントン銅像は、あまりかわいくありません(写真)。

この駅に捨てられていた?時の状況を、再現しているんだと思いますが・・。
(この駅に「このベア面倒みてちょ」という札をつけたクマがいるのを見つけたブラウン夫人(だったっけ)が、ひろってきて、この駅名を名前としてつけたそーな。)

夜は、やっとつくようになったテレビで、「SASUKE」にソックリ(障害物はほぼ同じ)の体力勝負番組を見ました。

風呂には、自分のトリートメントのフタを栓にして入り、
洗面台には、飲んだスムージーのフタをはめたら、ピッタリでした。
ただ負けちゃーいないよっと。