カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

相応しいBGM

ライプチヒでは、バッハ博物館に行ってきました。

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写真はバッハ像、
後ろの建物は、バッハが専属音楽家として勤めていた
聖トーマス教会です。

ライプチヒに行こうと思ったのは、特にこちらが目的だったわけではなく、
ただ、雑誌「KERA」でゴシックの人たちが集まっていると知ったからで
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(写真は今年のゴシックのイベントのパンフ)

それもそうした集まりに出る、といったつもりもなくでした。


旧東ドイツですし、ちょうど次の街に出る途中にあったもので。


この小ぢんまりした街は、「アタリ」でした。

旧国家保安省記念館(役割的にはベルリンのシュタージ博物館とほぼ同じ)
もありましたし、
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(写真は旧国家保安省記念館)

美しいパッサージュもあり、
食事もお菓子(写真はありませんが、アプフェルなんたらクーヘンというドーナツのような菓子)も美味しかったです。


さらにDDRショップという、旧東ドイツの生活雑貨を売る店もありました。


さて、バッハ博物館に寄ったのは、一応私が一番好きでお世話になっている音楽家だからです。

私は歴史が苦手だし、音楽のこともわからないので
見ても特に得るものはないかと思ったのですが

日本語ガイドを借りて、そこから
ゴルトベルク変奏曲」の冒頭が流れてきた時には
思いがけない感動がありました。


まさにバッハの暮らしたその地で
彼の作曲した曲を聴ける幸せを感じました。


本当はライプチヒはドイツで古くから重要な都市だったみたいですね。
小さい街に似合わず、駅舎はヨーロッパ最大らしいですし。
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(ライプチヒ中央駅)


さらにここで年二回開催されていた国際メッセは東欧最大級だったらしいです。

今は、駅前にそびえるメッセのシンボルマークがついたビルが
その偉大さを物語るくらい?ですが・・
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(左側のビルがその建物)


今のドイツの風景に、バッハの曲はあまりつながって来ないですが
ライプチヒは中世がそのまま残ったような街なので、違和感がありません。

居心地の良さそうなカフェが多いところは、ウィーンを思い出させます。
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(写真は創業1720年のコーヒー店、カフェ・バウム
バッハやリスト、ワーグナーシューマンがよく訪れたらしいドイツ最古のコーヒー店

なおついでながら、他の都市で口を突いて出たメロディーは以下の通りです(笑)

パリ:Voila/Francoise  Hardy
ロンドン:アナーキー in the UK/Sex Pistols 
     威風堂々/エルガー