高円寺での拙作展示も残すところ一週を切った。
基本、土曜日と水曜日の午後にしか現場にはいないのだが
うまくしたもので、なぜかお互いに連絡したわけでもないのに、
同じ日には同じ縁のある人たちが集まる。
最初の土曜日は母と母の友人
第2週目の土曜日は高校の同期生
最初の水曜日は高円寺で出会ったヒーリング関係の方々
と言った感じで、こういう時代だから
テレパシーも通じやすくなっているのだろう。
しかし先週の土曜日は、小学校時代の同級生(仮にAさんとします)が一人来てくれて、
しばらくして、4月の横浜のアート市で隣り合った方が来てくださった(この方を仮にSさんとします)のだが
もちろんAさんとSさんは初対面。
こちらのSさんと言う方、厳密には隣り合った方ではなくて、隣り合った方のブースに遊びに来ていた方なのだが、やはりパステル画作家で、私の家からわりと近いところでパステル画の講師をしている。
外見がフィギュアの羽生結弦君にそっくりで、年齢も20代。
それだけでなく、和楽器バンドのボーカルで、龍笛も演奏されるという。
どうも浮き世離れした、殿上人の風貌である。
あんまりやんごとない感じなので、Aさんと私がガッツリ地上のドロドロにまみれているシーンと対照的過ぎて、何度思い出しても笑えてきてしまう。
そんなだからなんでわざわざ私なんぞの展示に来てくれたかも不思議でならないのだが、とりあえず閉店まで、Aさんのしっかり地に足の着いた感じとSさんの不思議な笑みの間を現実感のないまま行きつ戻りつして過ごす・・
で、Aさんもお子さんがしばらく高円寺近辺にお住まいだったそうで、街をゆっくり見たことはほとんどなく、せっかくの機会だから街を案内することにする。
すると、Sさんもしばしお付き合いいただけると言うのだ。
奇特な方・・と思いつつ、どっぷり庶民的なのか浮き世離れしているのかよくわからない高円寺の商店街を、不思議な組み合わせの面々でそぞろ歩く。爆
Sさんと別れてAさんと列車に乗り込むと、彼女の発声は案の定
「あれだけ羽生君に似ていると、きっと声かけられたりしてるよね。」
「でもあたしたちみたいなおばさんと一緒に歩いて楽しいのかしら?」
だった。笑
でもああいう浮き世離れした人、特に絵を描く人は素直だから、多少違和感があっても
「一緒にどうですか?」
と年長者に言われると、断れなくてつい付いて行ってしまうような気がするんだよね。
まあ、
「滅多に見れる場所ではないですから」
とは、言ってくれたけどね。
ま、おばさんはいつでも歓迎だけど・笑
でもSさんの笑い方を見ていると、どこかおばさん入っていると思うんだよね。
パステル画のお教室の生徒さんはほとんど近所のおばさんみたいだから、伝染ってるのかもしれないし
お母様の影響が強いのかもわからないけど
さらには、教えてもらったクロッキーサロンがかなりアレ(笑)だったけど・・
とかどーでもいいこと書いていたら、歯医者の予約忘れてた・・撃沈
(写真はその後、気持ちの整理をつけるために(笑)入った吉祥寺のコーヒー店にて)