カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

今年一番怖かったこと

さて、もう今年も残すところあとわずかとなりました。

 

このところ展示などでバタバタし、なかなかアップができていませんでしたが、

今年衝撃的だったことだけ書いておこうと思います。

 

11月の下旬に高円寺でアートイベント(作品展示)があり、高円寺の住人はもちろん、勤務先があったりただ好きだったりと、なにかしら関係がある人だったら参加OKというユルい縛りでした。

 

そのイベントに誘ってくれたのは、3年前に高円寺の喫茶店で私が個展をした際に知り合った、お店の常連さんでした(仮にSさんとします)。

 

Sさんからイベントの話を聞いたのは、今年の8月末、Sさんのヌードを葉山の海辺で描いた時でした。

 

念のため、私が描きたいと言ったわけではなく、Sさんからのオファーでした。

 

Sさんはヌードを撮影してもらうため、私の他にもう1人、カメラマンのNさんも誘っていました。

当初、ヌードなので人目がないほうがいいだろうと、千葉の海で計画を立てていましたが、近い方がいいということになり、三浦半島ではあまり人気のない場所はないという私の進言にもかかわらず、葉山で決行されました。

 

季節外れならまだしも、8月中だったので、海辺には大勢ではないにしても10人くらいはいました。

 

ギャラリーは私たちの、というかSさんの挙行を見て、忍び笑いを漏らしていました(ように見えた)。

 

それでもその時点ではSさんにつじつまの合わない部分や、精神的に破綻しているような気配は感じられなかったのです。

 

ただ、その話をすると、私が仕事をしている飲食店のスタッフは「すでに異常だ」とは言っていました(笑)。

 

どこをもって異常とし、どこまでが正常か、という話ですが

私としては、その人の行動が多少奇抜であっても、その人なりに整合性が取れていれば異常ではないと考えます。

 

つまり、その人の行動や感覚に、一貫性があれば正常だと思います。

 

その時点で、Sさんは終始Sさんであり、志向も作風も(Sさんもカメラマンです)、人付き合いのスタイルも一貫していたのです。

 

たとえば、初対面の人であっても気さくに話しかけ仲良くなろうとしますし、その初対面の人の友人であっても、LINEやSNSでつながろうとします。

また人に対してあまり偏見を持たず、自身の行動にもあまり制限を入れず、ファッションは斬新で、男性ですがパールのネックレスなどをしていましたし、高円寺のカラフルな古着をコーディネートしていました。

基本的に、だれにでも親切で受け入れるように、私からは見えていました。

 

そのSさんが近年、最も警戒していたのがワクチン接種の流れです。

 

周囲の人々がこぞって接種する中、Sさんは独自のスタンスで様々な情報を集め、自分の意思を通していました。

 

私自身もワクチンムーブメントに懐疑的だったので、Sさんとは芸術以外の点でも意見が合っていました。

 

Sさんは様々な情報をリークし、動画なども送ってくれていました。

 

8月に一緒に撮影していたNさんも、スタンスはSさんほどラジカルではありませんでしたが、同じような考えでした。

 

撮影と写生が終わった後、近くの店でSさんは食事をふるまってくれ、また同じような意見の私の友人たちを紹介するよう言われましたので、2人ほど紹介しました。

 

3年前、初対面のSさんに、その場にいた私の友人にもLINEでつながるよう頼んでいたことが思い出され、SさんはやはりSさんだな、と思っていました。

 

 

先の高円寺の展示には、もし忙しければ自分が代わりに搬入するからと、参加に誘われました。

 

 

それで翌月下旬に入ろうかという頃、展示申し込みをして、Sさんにその旨伝えたところ、「ありがとうございます^^」という一文が返信されました。

 

その頃なんどかクラブハウスのアドレスがメッセージに入っていましたが、私のiPhoneは古くて容量が16GBしかなく、アプリがこれ以上入らないので、アクセスせず、いくつか送ってもらったURLも削除してしまいました。

 

それに、ちょっと身内の体調が思わしくなく、福岡に出かけることになってバタバタしていました。

 

気がついたのは搬入前日、Sさんにメッセージを出してからです。

 

イベント事務局のブログにすらアクセスしないで前日というギリギリっぷりなのですが、そこで初めて案内はがきの内容を見たのです。

 

 

参加者一覧の中に、Sさんの名前はありませんでした。

 

 

「お名前がありませんでしたが、参加されないのですか?」

と送った一文には、既読どころか、メッセンジャーが使われているのか疑わしい様子がありました。

 

それで何か、ただならぬ事態が起きていることを、やっと悟った次第です。

 

クラブハウスのアドレスが発信されたのは、9月の下旬が最後でした。

インスタの投稿が10月始めが最終。

 

Facebookは10月6日が最後でした。

その最後の記事で、Sさんは政財界の要人を、実名で叩いていました。

その話については動画を見せてもらい、詳しく聞いたことがありました。

ダボス会議についてでした。

 

それを最後に、Sさんからの連絡も、投稿も途絶えています。

 

最悪のパターンが頭をよぎりましたが、もしそれが起きたとすると、

Sさんの家を訪ねれば、私も巻き込まれるかもしれません。

 

Sさんからの返信はありませんでしたが、とりあえず搬入に向かいました。

もしかしたら当日申し込みということもあるかもしれないし、それがなくても

誰かに何かしら聞けるかもしれないからです。

 

Sさんと親しいアーティストのYさんの名前は、参加者名簿にありました。 

当初Sさんからも、Yさんが参加することは聞かされていました。

なんとなく、早い時間の搬入はなさそうなYさんですが、

オープニングパーティに参加すれば会えるかもしれません。

 

場所が早い順に決まるので、早めに受付に向かったところ

やはりSさんのエントリーはなかったということでした。

Yさんの姿もまだなく、かなり遅い時間になりそうだったので

私が以前個展をさせていただいた、Sさん行きつけの喫茶店に向かいました。

ママから情報が得られるかもしれないからです。

 

久しぶりの訪問を、ママは快く迎えてくれました。

 

でも、話題がSさんのことになると、サッと表情が曇りました。

 

「Sさん、精神的に不安定みたい。薬か何かじゃないかと思う。」

 

自宅でかなり叫んだり、家の中のものを外に投げたりして、近所の人の通報から警察が入り、連行されたそうです。

 

「Sさんのことは、諦めた方がいいよ」

 

衝撃的ではありましたが、どこか、やはりという感じもしました。

 

店で、お冷やを頭の上にかけたりしていたそうです。

 

 

私は彼が、SNSの書き込みをしたことで、その関係者によって拉致監禁など、なんらかの手が下されたのだと想像していました。

 

ただ、それが警察によるもので、理由が薬物による心神喪失とは思いませんでした。

 

薬物をやるなど、近年有機栽培のものなどを採っていた彼がするとは考えられません。

 

水にも気をつけていて、なるべく体によいものを取るよう努めていたし

そういう人が、いきなり薬物に手を出すものでしょうか。

 

たとえば、私も無添加のものや有機栽培などのものを極力とるようにしており

水も万全ではありませんが、それなりのものを取るようにしています。

 

なんらかの圧力がかかったからと言って、急に薬物を取るようになるとは思えません。

 

ママや近所の人の証言が正しいなら、おそらく外部から何らかの薬物を打たれたのです。

 

でもそうだとしたら、その筋の人は、彼の居場所を特定できていた、ということになります。

 

何が怖いって、一番怖いのはそこです。

 

コロナやワクチンではありません。

 

それがらみで、そうした動きがあり、暗に行動が規制されていることがです。

 

某国はSNSで巨大なデータを所有していて、居場所などの特定も比較的簡単にできると聞いています。

 

以前ロシアのプーチン大統領が、不都合な情報を流したということで

あるジャーナリストを放射能で攻撃しましたが、そうしたことが実際にこの日本で起きているということです。

 

第二次大戦の時のホロコーストのような状況がじわじわと押し寄せているように感じられます。

 

SNSの内容は、逐一確認され、即時に対策がとられているということです。

 

仮定ではありますが、そうとしか考えられません。

 

Sさんと音信不通になってからふた月ほど経っていますが

8月まで何の異常もなかった人が、そこまで変わるものでしょうか。

 

「諦めて当然」のようなママの口ぶりも、気になりました。

 

当初、中まで尋ねなくても、Sさんの家まで行って様子を伺ってみようかと思っていましたが、危険を感じたのでやめることにしました。

 

そしてオープニングパーティーの時間まで待ってYさんに声をかけてみるつもりでしたが、Sさんに何らかの事件が起きたその街に、暗くなるまでいるのも怖い気がして、明るいうちに帰りました。

 

子供には万一のことを考えて

必要なことを伝えておきました。

 

搬入後、私は一度も会場に足を運びませんでした。

 

 

搬出時、運良くYさんに会うことができました。

 

「Sさんから連絡はありますか?」

「いや、連絡を取りたくても、それは難しいから」

「Sさん、どうかされたんですか」

 

「・・あっちの世界に行ってしまった」

 

「もう、どうしようもないことだから」

 

その言葉は衝撃でしたが、悲しみが込められているのを感じました。

 

Yさんは、本当にSさんと仲がよかったんだ。そう感じて、少し安心しました。

 

 

Sさんに、何が起きたのだろう。

そう考えずにいられませんでした。

 

 

その後惑星介入の瞑想に参加し、それが成功に終わりました。

 

そしてレムリアンヒーリングの自己ヒーリングをしている時に

その光をSさんに送ることを思いついたのでやってみると

3日目にSさんがインスタに投稿しているのを発見しました。

 

 

Sさんが撮ったらしい写真でしたが、作風は以前のままでした。

 

「Sさん、お元気でしたか?」

と聞いてみたところ、

「かなりヤバかったです」

と、返信がありました。

 

でも、高円寺の展示については何も触れていませんでした。

 

その後ほぼ毎日、インスタの投稿は行われています。

 

 

とりあえずSさんは戻ってきた。

 

でも、人格がそのままなのかは、わかりません。