カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

音を出す自由

昨年末クラブイベントが開かれていた最寄り駅前で

先日もイベントがあった。

 

前回はクリスマス、今回は新年のイベント。

 

DJは同じ人だったかはわからない。

 

前回より人出は多く

子供がやはりノリノリであった。

入ってくるエネルギーに対して抵抗がないからだろう。

 

曲に合わせて体を動かしていたのは10代が中心で

一人、ちょい外見がEXILEぽい感じの人が

ブレイクダンスをしていた。

 

やはりああした場所で素直に踊れる人をつい尊敬してしまう。

 

入ってきたエネルギーはそのまま流す。

だから大音響が入ってきた時、思考はなにも働いていない。

 

自分は筒状(笑)。

 

この、なにも考えていない、ジャッジもしていない感覚っていいものだ。

 
 
 

大きい音で思い出したが

この社会にはなかなか大きい音を出せる場所はない。

 
 

一昨年だったか

車から大きい音量で音楽を流すのも違反になった。

 

実は世の中、あまり音を出すことが許されている場所というのはない。

普通のビルでもそうなのだ。

 

ということにやっと昨年末気づいた。

 

それまで私は音にあまり縁がなく

自発的に出そうと思うことがなかったから

そうした制約に気づくこともなかった。

 

ところが2013年あたりから

音楽とのコラボの話が出てくるようになって

 

一昨年のイベントでは音量で揉め

昨年は音を出すことがビルオーナーに受け入れらず

計画は頓挫した。

 

当初はOKだったのに、開催途中で

急遽クレームがついて中止に追い込まれたイベントもあった。

 

その人の歌はオペラ調でとても美しかったのに

この際、質は関係ないらしい。

   

だからライブ会場や専用のホール以外で

大音響の恩恵に浴す幸運が

いかに稀なことかよくわかるようになった。

 

演奏をされる方は

日常的にその事実に直面されているのだろう。

 
 

絵でも、その辺の壁に好き勝手描くことはできないから

多少社会的な制約はあるが

音楽ほどではない。

 

美大にそのことで逮捕された先生はいたが(笑)

 
 

今回のイベントは駅前であり、且つマンションの下。

 

よく許可が下りたとも思う。

 
 

というわけで今回もつかの間

体を抜けていく音を楽しんだ。

 
 

中止されたイベントはなんとか実現させたいが

いい方法はあるかな~。

 
 

そしてこの、音楽とのコラボが

実現されなかったことの意味は、学びは何だろう・・


イメージ 1
(写真は汐留。特に意味はありません。)