前回の、青野菜を食って鉄分補給の件について少し補足といいますか
蛇足ですけど
草食獣ってそれに加えて四六時中、口を動かしてますもんね。
つまり草から栄養を摂るためには、ずっと噛み続けて食べ続けていないといけないわけです。
そのように彼らの体もできていると言いますか。
ウサギとか、16時間内臓が使われないと溶けていきますので
食べ続けなければならないんです。
ウシも穀類を食べると胃が溶けてしまいますから
草をえんえんと食べるしかないんです。
それ以外選択肢がないから草を食べるよりありませんが
草から栄養を摂るというのは、かなり効率が悪いわけで
他にいろいろなことをしなければならないヒトには、不可能な方法なんですよね。
逆に飢え耐性、みたいなものはあって
却って食べないほうが免疫力がupしたり。
彼らみたいに1日野原で過ごすのならそれでもいいんでしょうが。
それに草しか食べないからといって必ずしも穏やかってわけではないですし。
もちろん生死に関わる場合を除けば
基本おだやかですが、
ウサギに遠巻きに動く何かを見せたりすると
遠くからでも跳んできてアタックかましますからね(笑)
布とかをヒラヒラさせると
闘牛のように前足で地面を掘るしぐさをして猛然と飛びかかったり
ヒトが彼らのスペースからエスケープしようとすると
後ろから襲ってアキレス腱という急所に噛みつきますから
ぜんぜん穏やかな生き物じゃないです。
先日インドに行った友人が
インド人のアグレッシブさに驚いていましたが
彼らの多くがベジタリアンということにさらに驚嘆していました。
だからといって肉食を勧めるわけでもないですが
ヒトの体は本来、果物を食すと一番効率が良いようにできているらしいですし。
適当に、ボチボチ、あれもこれもでやっていきたいと思います。