傷の度合いで言うと、幼い時にできたものほど跡が大きい。
その辺りのしくみをあまり理解できなかったのでよく覚えていないが、頚椎がずれて癒着して、その分組織が太くなるらしい。
また乳幼児の首の骨は簡単に折れてしまうので、落ちた時にすごい力で防御するように体がなっているらしい。(そのあたりの仕組みもよくわからなかったが)
高校など、年が上になるほど筋力が上がるので、衝撃が弱くなり、その分癒着や跡も小さくなる。
その歪みで腰が曲がり、普通だったらぎっくり腰が多発するような体型になっているそうだ。
しかし実際は1度切りで、光線治療を家で1週間続けたら再発しなくなってしまった。
たまに整体に行ったり、毎日ゴムバンドで全身ぐるぐる巻きにしたりしていたこともあって、そこそこ持っていたのかもしれない。
腰はなんとか奇跡的に不具合が出なかった分、それを膝が請け負って痛みが出ている可能性があるという。
両足の長さも違うし、足を振り上げる際にもまっすぐ上がることがないので
ねじりながら上げている。
それは確かにそうで、7月に今のヨガ教室に行って皆の前で一人、後ろへ足を振り上げたところ、
「すごくねじって足を上げようとしている」
と何人かの人に指摘された。
自分でも確かにそのように感じる。
どちらにしろ首の歪みを支え続けて、24時間365日休むことなく体が緊張を続けて踏ん張っている状態だそうな。
もちろん肩もパンパンで、指の通らない状態だ。
「揉んでも元の首が治らないから、すぐ元に戻ってしまいますよ」
と言われた通り、もう揉んでもらっても結局変わらないから、ほぐし処に行くのもやめてしまった。
と先生は言われた。
首が元にもどったので、あとはゆっくりそれが波及していくのを待つだけだという。
腰はひと月ほど、そして膝はその下なので腰が整った後、徐々に2~3ヶ月かけて戻っていくという。
自分としては怠けてかなりダラダラ生きているつもりだったのだが、実は間断なく緊張を続けていたということで、自分を見る目が変わった。
いや、それは本当はウソで、エンパスでも24時間365日休みなしだったのだが、そう聞いても自分が頑張っているとは認めなかったのだ。
また、眼科検診で遠視とわかり、
「遠視の人は近くも遠くも結局見えないので、物を見るときは常に緊張を強いられているんですよ。」
と言われて驚いたが、それでも懲りずに
「自分は頑張ってないっ!!」
と認めなかったのだ。
「メガネがない方がはっきり見えるような気がしていますが、それは力を入れて焦点を合わせているからなんです。今レンズを入れた状態では見え方が弱いと思いますが、それは見えているから力を入れていないんです。
『見える』のと『見えている』のとは違うんです。」
と、検査の時も再三言われたのに、頑張っているとは認めたくなかった。
だって頑張ってても、自分はダメだから・・
周りの人はもっと頑張っているし・・
それに周りの人はもっと結果を出しているから・・
認めたらさらに怠けてしまうし。
もっと頑張っている人から怒られる。
などなど・・
でも人と比べることはやめて、自分が頑張っていたと思うべきなんでしょうね。
そして、頑張ってもできない、ということも認めるべきなんですね、たぶん。