表現とは、自分だけの信念によるのですから
他の人には受け入れがたい部分もあるでしょう。
画廊などでの展示なら、絵が好きな人しか見に来ませんが
FB上のほとんどの方とは、たまたま出身校が一緒だったとか、
別のワークショップでご一緒したとか、絵以外の切り口でつながっていますから
私の絵など見たくないという方は大勢いらっしゃるはずです。
そこに敢えてむりやり絵を貼られ、抵抗できないうちに見せつけられるのですから
テロ行為に近いものがあると思います(笑)。
それがしばらく絵をSNSにupして来なかった理由であり、
展示のご案内をためらう理由です。
自分が活動していることのアピールにはなるかもしれませんが
それが喜んで受け入れていただけるかは別だと思います。
自分だけがいいと思っているものをいきなり鼻先に突きつけて
是非を問うているわけですから
ほとんどの人が「非」と言いたくなるのも無理はありません。
私のお知り合いの方々はみな親切なので、否定的なことはまず仰いませんが
それだけにこちらから遠慮すべきであると思ってしまうのです。
そこを押して表現するということは、ハッキリ言って宣戦布告です。
だから芸術家の顔はたいてい険しいのだと思います。
岡本太郎しかり、横尾忠則しかり、フランシス・ベーコンしかり。
私の顔もそうです(笑・いや、だからといって先の彼らと同列に並ぶレベルであるとは到底言えませんが)。
中には穏やかなお顔の方もいらっしゃいますが
そういう方はこの世で遊ぶ天部のようなお方だと思います。
というわけで私はこれからも怪しげな作品を投下していく、かもしれませんが
適当にスルーしてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
プチ・テロリストより