カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

バンパイア撃退キット

先日、友人(仮にAさんとします)の作品を見に行った。

 

MOTOYAブックギャラリーという、手作り本の展示販売をするギャラリーでの合同展で、

 

別口で知り合ったBさんもこちらで何度か展示をされている。

 

なお、AさんとBさんに面識はない(たぶん)。

また今回、Bさんの出品はない。

 

Aさんは銅版画で、教科書や小説の挿画もされている。

 
 

Aさんは今回、ウサギモチーフの小冊子と、手作りの豆本を出品されていたが

 

自由な作風で、私自身も感化されるところがあった。

 
 

彼女が同じ大学の同学部同学科出身と知ったのは、昨年末の展示でだった。

 
 

大学が同じとは知っていたが、学科まで同じとは思っていなかった。

 
 

彼女は明らかに出世しているが、そのことにほとんどとらわれている風もない。

 

むしろ無頓着であるからこそ、自由にのびのびと活動されている感がある。

 
 

気にしなくていいのだ。

 

美術系だと、まず他の作家のことは気にしない。

 
 

私も関心があるのは自分のことだけで、特に何かない限りは

人の展示を見に行ったりはしない。

 
 

しかし私にとって、Aさんだけは別なのである。

 

彼女は私の作風など特に好きではないし、意識もしない。

 
 

私が一方的に追っている(笑)。

 
 

MOTOYAさんのご主人ともAさん、Bさん関連でお話しが弾んだ。

 

彼女はどこか、美大時代に親しかった友人に似ている。

 
 

さて、今回出品されたもののうち、異色な作品が一つあった。

 
 

正式な題名は忘れてしまったが

 

「吸血鬼撃退箱」

 

みたいな感じだったと思う。

 
 
 

確か25000円くらいで、売約済みのため

人目に付きにくい場所に置かれ、箱も閉じられていた。

 
 

が、好奇心が手伝ってつい箱を開けてみた。

 
 

救急箱のような作りの中に、

古めかしく作られたそれらしい内容物が詰まっており

思わずうなってしまった。

 
 

ご主人に聞くと、展示開始早々に固定のファンの方が買い求められたそうである。

 

それぞれのモチーフには相応の背景があり、その作家の方はいくつもバンパイア用のキットを作っているが、中身は少しずつ違っているらしい。

 
 

聖水、十字架などは定番だろうが

 

聖書はラテン語のものがより効果的、

 

十字架は生木を割いたような荒いつくりのものがより効果的、らしい。

 
 

さらに面白かったのが、豆

 
 

目の前にばらばらと撒くと、その数を数えずにいられないから、追われても容易に行方をくらますことができるのだとか。

 
 

数に対して偏執的、ということですかね?

 
 

少し自閉症的な、あるいは強迫症的な性質を持っているのかもしれません。

 
 

少し、わかるような気もしますね。

 
 

でもちょっとばかりお間抜けな感じも漂うような。

 
 

夫はやはり朝日が嫌いですね。

 

夜が明けたらカーテンを開ければいいのに、閉め切ったまんま

 
 

なのに電灯は点けるのです。

 

それも蛍光灯が好きなので、神経に障る明るさです。

 
 

ある人のサイキックバンパイアのサイトで

「外見的特徴」についての質問に対する答えとして、

「敢えて挙げるとすると、黒目の部分の色がやや薄い」とありましたが

 
 

もしかしたら、関連はあるかも??

 
 

 他にもいくつか挙げられた特徴は、少なくとも夫にはすべて当てはまっていました。

 
 

身近にいれば困った問題ではあると思いますが、

美術工芸的には魅力的なモチーフではあるのかもしれません。

 
 

身近にいないから、魅力的なんですよね、たぶん。

 
 

子供にはどう伝えたらいいのかわからないまま来てしまいましたが

 

最近うつ症状を発症してしまった子供が、今日

 
 

「なんか父さんって、妙に元気だよね」

 

と、ぼそっと言ったのです。

 
 

「私がその代わりに寝ている感じ。」

 
 

普段、聖ミカエルのサイキックプロテクションフレイムで私が防御していても

四六時中警戒はできませんし、限界はあるのです。

 
 

子供本人がそこから学ぶべきことがあるから、ではあると思いますが。

 
 

でも自分から気づいた今、伝えるべきことは伝えようと思いました。

 

「父さんがあなたのエネルギーを使っているからだよ。」

 
 

子供は特に驚いた風もなく、

「そうか」

と言いました。

 
 

本人なりに思い当たる節もあったのでしょう。

そのことについて抵抗する風もなく、受け入れているようでした。

 
 

親のすることを、子供は結局受け入れざるを得ないのです。

 

どう反応しても自由だとは思いますが

受け入れがたいことであっても、そこから子供なりのスタンスを決めていくしかないのですから。

 
 

でもキットにはニンニクは入っていませんでした。

 

ただ単に美観を損ねるから、という理由だとは思いますが

 
 

夫にニンニクは効かないようです(笑)

 
イメージ 1
(写真は関係ないですが、日本橋たいめいけん」のランチとオムライス)