荻窪での拙作の展示は無事昨日最終いたしました。
お忙しい中お越しいただきました皆様、どうもありがとうございました。
お迎えできず大変失礼いたしました。
さてっお待ちかねの(誰が?・私が・笑)腐女子書庫シリーズ第二弾です♩
前回の記事に登場しましたM君が展示に来てくれた日は土曜日で、
FB上でもお出での旨、宣言されていましたので
それを狙ってか狙わなくてか同窓の徒が集まりました。
一人は中学1年次に同じクラスだったY君。
中学卒業以来だから実に40年振りで、韓国単身赴任から戻られたばかりだった。
正直最初誰かわからなかった(笑)が、先に来ていたM君のおかげでわかる。
その後におそらくM君の到来を狙って?中学2・3年同じクラスのL女史とO女史登場。
最後に高校同期のS君が奥様のUさんと共にご登場。
Uさんと私は初対面。
またおそらくS君ご夫妻とY君、L女史・O女史も初対面。
その思いがけない顔合わせで話がしばし弾む。
でも同じ系列の附属校出身者同士、そこそこ話は合う。
よく考えると、この日も例によりぼんやりしていたのでお互いをちゃんと紹介もしなかった(汗)。
で、この日は共通の友人B君が俎上に上がった。
Uさんを除く参加者全員が、B君を知っている。
S君は建築系に進み、高校では美術履修の上、部活は美術部だった。
確か私の画材が話題に上り、高校の美術履修時に買わされたパステルそのものである、という話題から推移したんだったと思う。
B君も美術部だったから、そういうことでS君が話題を振ったんだと思う。
(いや、私か? 笑)
で、S君の衝撃の一言
「Bはカミングアウトしたね。」
頷くM君。
かれらはFB上でB君と友人なのだ。
それで先日B君のupした写真が大変ヤバかったそうだ。
窓越しに見えるエッフェル塔を背景にした半裸の美少年。
その前に、私がキュレーションした友人の展示に対する「公序良俗に反するため展示会場ビルオーナー(彼も同じ中学出身者)の怒りに触れている疑い」について話していたのだが、
「それなど問題にならないくらい本当にヤバい写真、それこそ公序良俗に触れる写真」
とM君もS君も評していた通りのシロモノだった(爆)。
(そう聞いて、なんとなく自分のキュレーションについても安心してしまっていた。)
さらにM君は中学時代に受けたB君からのアプローチについて語り、
続けてS君も高校時代にB君から受けたアプローチについて語った。
あの日常の裏側にあった、いま明かされる知られざる衝撃の事実(笑)
やはりそうしたマイノリティは、当時からそうして相手を求めて地道に?活動していたのだな~と深く感心した。
B君は当時おくびにも出さなかったから・・
なんとなく話しやすい男子、としてしか認識していなかった。
M君からさらに語られる、B君の生い立ちの秘密と性的嗜好。
Bくんは幼少時パリで育ち、そこでそうした嗜好を得てしまったという。
写真はB君がパリのアパルトマンに囲っている年若い男性らしい。
それこそツッコミ処満載だったが
「奥さんはどう思われたんでしょうね。」
ということについては、何の回答もなかった。
(その場で聞いていたUさんもどう思ったのだろう・・)
まあ、ある意味結構悲惨な部分もある話だが、私的には高円寺じゃないが
阿波踊りを踊る一団の小さな人々が心の中を往き来していたことを告白する(爆)
B君が勤務する会社は、性的マイノリティについても寛容な企業であるという。
人生とは数奇なものである。
さらにM君は中学時代、音楽教師にもいけない接触を受けているのである。
当時たいへん無口で、こんな赤裸々に表現するようになるとは思いもしなかったが、当時はどう思っていたのだろうなぁ~。
M君もモテる故の苦労をしている。
彼らが帰った後、カフェのママに
「あの素敵な方々はどなた? 皆さんなんとなく似た雰囲気だけれど。」
と聞かれた。
私は一般的にモテるタイプにどうやら不感症なので、
へぇ~そんなものか~と思った。
なんとなく似た雰囲気、というのも意外だった。
考えてみれば彼らは当時もよくモテていたかもしれない。
それも学年1、2を争うような美女に。
後に聞けば、塾などで他校の女にもモテていたらしい。
女にモテる人は男にもモテるってことですかね。
いろいろ感心することしきりだったが
その時安心していた自分のキュレーションした展示については
後日ビルオーナーから「公序良俗に問題アリ」としっかりクレームが入った(笑)。
まあ、それが芸術ってヤツだと思うんですけど・・
ビルオーナーには言いませんけど。