カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

なぜ執事喫茶に行くか~男性性モデルとの和解・権力の問題の解決

ある方と話していて
執事喫茶の話から

女性にはどんなに頑張っても、
男性でなければできない役割がある、という話になり


その時は、その意味することがなんとなくわかりそうな気がしたものの


やはり感覚としてはわからなくて
そのまま家に帰った。




昨年末から
オーラソーマB037「地上に降りた守護天使」を使い続けていて


ボトルの説明に
「自分の男性性の役割モデルとの和解」
についての記述があり、
「その結果、権力の問題も解決される」
とあったが、意味が全くわからなかった。



私は特定の男性に困難をもたらされる、ということを、懲りもせず繰り返してきたので

それは自分の中の男性性と女性性のアンバランスが投影されたものだと思い、


特に昨年初頭からそれに関するワークショップ等、可能な限りは参加したり、あれこれやってみたが


バランス自体はさほど問題なかったとわかったり

他の問題があれこれ改善される一方で


当の男性との問題はほとんど解決されなかったりした。


実際は、他にもいろいろ理由はあったのだが、



冒頭のことがあった翌朝目覚めると、

「奉仕」

という言葉が浮かんだ。



その言葉は特に目新しい響きもなかったので、そのままスルーしそうになったが


もしかして、それかもしれないと思った。



私は男性を、「権力を握るもの」としてしか捉えていなかったけれど

実は、「奉仕するもの」ではないか・・



今まで、男性が権力側で、女性が奉仕する側だと思ってきた。


しかし、逆なのではないか。



そう思ったら、頭の中が、ぐるっと反転したような気がして、実際目がまわった。



とたん、自分の中の認識や常識が、パタパタと裏返るように書き換わり(あの、今はないけど、空港や駅で行き先板が変わるような感じね)


自分の過去が、ざーっと書き換わっていった。


壮大な、誤解だった。



というか、意図的に仕組まれた誤解だった。




なんということだ。




そして、現状に目を向ける。



私が執事喫茶に行くのは、
ただ微笑んで、男性にお茶を淹れてもらいたいからだ。


茶店のマスターではなくて。



茶店のマスターは、元武士(家系的にも過去世的にも)の人が多いのか?


意外にシブくコワモテでコーヒーを淹れている。



正直、お金を払って頭を下げてコーヒーを頂いてくる、みたいな感じだ。


静かにしなければいけないとか、店主の機嫌を損ねてはいけないとか、いちいち顔色を伺っていたりする。


挙げ句の果てには、行く前より疲れていたり(笑)



しかし、執事喫茶では


予約や時間、勝手に席を立てないとか
多々制限はあるものの


そしてお金と引き換えに得た時間ではあるものの


それが現実ではあり得ない時間だからだ。



にっこり微笑んで、「お帰りなさいませ」と


そして温かく、美味しいお茶を淹れてもらえる。



それだけのことなのに、
この現実世界では、それがあり得ないことだからだ。



それを、金を出したからフェイクと言うなら、

現実世界、他のことだって、フェイクなのだ。



それだけのことが、あり得ない。


なんということだ。



私はそんなことすらも、自分に許していなかったのだ。


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(写真は執事喫茶とは関係なく、というのは執事喫茶では写真撮影禁止だから。駒込・しもふり商店街のカフェにて、カトル・カールとコーヒー。カトル・カールは4つの材料を4分の1ずつ使ったという意味のお菓子で、シンプルだが味わい深い。意外に見つけ辛いが、女子栄養大学が近くにあるせいか、この近辺では比較的見つけやすい気がする。口当たりは軽くて隠れた人気メニューなのか?食べ終わるのも売り切れるのもあっという間。)