カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

人とのギャップにいちいち驚く

もう7月も下旬に入り、今日はひょっとして梅雨明けか?というような天気。

 

ここんとこ、いろいろな人に会うことが多く、驚くことが多い。

 

いい意味のことが多いけど。

 

まず、先日お店にいらした方2人。

 

一目で大物クリエイターとわかる感じ。

 

 

吸い寄せられるように話しかける(笑)

 

 

身繕いにはスキがないというか、わざと抜けさせているところまでスキがない。

 

 

時代を創ってきた感のある人々。

 

 

お連れ様を「大切な後輩」と表現されたのにも、愛を感じる。

 

 

それでいてさらりとさりげない。

 

絵を2枚ご依頼いただきなから

当初の1枚から増えてしまったことに対して、「怒ってない?」とねぎらいいただいたりして

 

 

余裕がすごいな~と感じる。

 

 

昔の画廊の店主が

「デザイナーやイラストレーターは時代の先端にいるから、カッコいい」

と言っていたけれど

 

確かに、よくわかる。

 

 

人種が油絵科とは違う。

 

 

油が一匹狼なのに対し

 

デザインは同業者同士でつるんでいる。

 

 

 

先週、大学は別だけれど学科は油という人と出かける機会があった。

 

大学の頃、仲良くしていた人はいなかったという。

 

 

私には親しい友人もいたけれど

今は交流はない。

 

一人だけ、年賀状のやりとりをする人がいるだけだ。

 

 

 

それぞれ、修行僧のように

自分の道に邁進する。

 

 

一番の関心事が

自分の作品をどう作るか、ということ

 

2番目が、どのように人様に見せるか(展示や販売、営業その他を含めてどう見せるか)

 

ということで、あまり他人そのものには関心がない。

 

 

関心はないけれども、問題は人との間のことが多かったりはする。

 

 

でも、その油科の人は

相当自由で驚いた。

 

絵描きは相当自由な人も多いが

にしても、世代の差を感じる。

 

 

金は、足りないと思うと、いつの間にかどこからか入ってくるんだそうだ。

 

 

付き合っていた人も、「僕のような人間と一緒にいて、時間がムダになっちゃって申し訳ないから」と言って、お金をくれたという。

 

お金のブロックとか、そういった感覚を超えている。

 

 

いままで多くの画業者が

「どうやって食べていくか」

ということに頭を悩ませていたと思うが

 

彼女にはそんなことは問題じゃないのだ。

 

 

私たちの世代だと、

「どうやって自分らしさを出していくか」

「どうやって自己実現するか、本当の自分になりゆくか」

ということが1番の問題だったような気がするが

 

そのことについて、

当時の友人と可能な限り時間を費やして毎日話をした。

 

 

しかし先の彼女にはそんなこと、問題でもなんでもない。

 

自分であることが当たり前だからだ。

 

 

同学科には、その辺をすでにクリアしている人もいて、

私はその人のエッセンスを盗むことに必死だった。

 

 

自分とはまったくステージの違う人だった。

 

 

当時はそんな人はまれだったのに

今はみな、その問題をクリアした先から

人生が始まっているようだ。

 

 

 

それでも共通なのは、人との関係だ。

 

 

多くは、理解されないこと。

 

画廊の店主が、実は自分の絵を好きじゃないこと。

 

 

理解していなくても、買っていくこと。

 

 

私からすると、特に問題とは感じないのだが

思いもよらないところに、問題は出るらしい。

 

人の数だけ問題はある。

 

 

 

そして、「オッサンがウザい」

 

 

若い彼女には、からんでくるオヤジが多いのだという。

 

一人飲みが好きで、一見大人しそうな彼女には

したり顔で語ったり、マウントしたり、そうしたオヤジが後を絶たないのだそうだ。

 

 

それは、私もわかる。

 

 

いまはそんな男どもは恐れをなして、私の元にはやってこない(笑)

 

 

与えるんじゃなくて、ちょっといい気持ちにしてもらいたい。

 

オッサンの意図はそれだから、さもしい。

 

 

奪うことばかり考えて、損得だけで、文化がない。

 

 

美輪明宏さんもそう言われていた。

 

 

 

話が逸れまくっているが、人とのギャップは

いまだにショッキングなほど大きい。

 

 

 

いちいち、打ちのめされている。笑