カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

生きているだけ

今週木曜の「アンボリバボー」で、
先天性(だったっけ?)心臓疾患で
小学校卒業を待たずして亡くなってしまった
男の子の話をやっていた。

クラスメートに協力してもらいながらの学校生活で、いつも彼は、
「友達になにかしてあげたい」と
思っていたんだよね。

でもやがて彼は気づく、
「生きているだけでいいんだ、何かしてあげなくても
生きているだけでだれかのためになっている」
と。

小学生の男の子で、普通そこまで気づくだろうか。

その病があったからこそ、彼は気づいた。

そのあと、彼は亡くなる。


でも、そうかもしれないよね、
何かのために生きているんじゃなくて、生きるためにただ、生きている。

そして、それがだれかのためになっている。

なにかが起こって、それがすぐ「なんのため」なんて
わかることだろうか。

「のだめ」でもハリセン教師が
「今すぐわかることじゃない、何年後か、ひょっとしたら何十年も先かもしれない、
オレに教わったことがよかったといつかわかる時がくる」
みたいな感じのことを言っていたけれど、

「すぐ効果がわかることばかり」じゃないんだ。
ひょっとしたら、もっとずっと先かもしれないし、
良かったか悪かったかは、今ここではわからない。


って、自分が生きてることの言い訳にしちゃってますけど・・


父親はいつも言っていた、

「働かざる者、食うべからず」
「勉強しないヤツは、生きてる資格がない」
「美しくなければ、生きていてもしょうがない」

工学を選んだのは、そういう理由でもあった。


でも、それがどーよ!?
工業系の仕事も向かず、職安に通いながら、ナンの役にも立たない状態。


「働かなければ!」という思いが強いあまり、いつも気負い過ぎて働き過ぎて
結局会社に入っても体を壊しいつも長続きせず、
めぐりめぐって「役立たず」(笑)

でも、いいんだよね。
いつか、役にたつ時が来るよね。
 

ところで、ふと思ったんだけど、
いつも心配してることは、たくさんある可能性のうちの一つじゃないか、ってことね。

だから、それが可能性としてあるなら、他のことがらにも、同じだけの確率があるってことでしょ?

だったら、なるべく楽しいことを考えようと思ってね。

ちょっとイイ考えでしょ?