カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

2008年の「ごーまんな」予測!?

ふと、寺で毎年、初頭にその年の予測を出してHPにUPしていたのを思い出したので
見てきました。

あいかわらずやってる、ってカンジでした。

大局として見ると、こういうことらしいのね。

1、 水害多発

2、 政治におけるリーダーの不在による世の中の混迷

3、経済の困窮、異常気象他の理由による精神異常者の増加

4、二極分化によるスラム出現,拡大  

んで、

「一言で言えば『全てが顕著に二分されてしまう』」

ことらしい。

「日本人が戦後こつこつと作り上げてきた、本当の平等な社会がなくなり、ごく一部の持てるものだけが繁栄する。」

んだそうだ。



 「ごく一部」

これが、ここの寺のキーワードでございます。
このように、悲観的なことだけ取り上げて、不安をあおった挙句
必ずここに持ってくことに要注意ね。    


それは、

「一部の選ばれた人しか救われない」

ってことに帰結したいから。


原文そのまま抜き出しますが、

「一般に多くの宗教は、みんなが救われるようなことを言いますが、残念ながら、そのようなことはないのです。我々『(寺の名前)』、いつも、限られた、選ばれた人のみ救われると言い続けています。今年こそ、貴方が『(ご本尊)』に選ばれる人になっていただきたく思います。」


この暴言(笑)。



ほんじゃーその和尚言うところの


「選ばれた人」

って、どんな人なのか?
ってことね。


実はまず、

「男性には望みがない」

ってことなのです。

だって和尚は

「オトコ」

は嫌いだから♪


自分の敵! ライバル!

だからなのです。

あ、でも

「お追従と金払いのいい人」

には、多少お目こぼしアリね。
たくさんお金払ってくれる人には、もったいぶった挙句
ちょっとは相談にも乗ってくれちゃいマス。

で、ま、寺の宣伝文句の「恋愛相談のりマス」
にのってくるのは、妙齢の女性ってことよね。

そのうちの、
「ことばづかいが丁寧で礼儀正しく、過度と思えるほど気を遣う人」
いわゆるとっても「いい子」ばかりを残すわけね。

さらに、和尚によると「本当に救われた人」たちである(???)
「本妻」および「愛人」は「ドS」でございます。
(おカネモチだけど、例外なく精神病になっちゃってるし、あまり幸福に見えないんだけど・・)


つまり、対等でリベラルな人は嫌いなのです。



というわけで、ハッキリ言って、


「選ばれたくない(笑)」


選ばれたとたん始まる、金とお追従を搾取される日々(笑)。


地獄です(さらに笑)。

どんな人間であれ、他者を信じたら
それが地獄の始まり、ですよね。
他者に選ばれるため、顔色を伺いながら生きていかなければならないとしたら、
それこそが地獄。


でもね、それをかのんは信じていたんですよ。

毎年示される、不安に満ち満ちた展望。
それが、ご本尊様に選ばれれば、救われるんだって。

自分は無力だって、思っていたんだよね。

その心が、「絶対他者に力があって、本人は無力」とする
宗教の立場に、つけ入られた(っていうか、自分から求めていった)んだよね。


「救われる人」を、「莫大な富を築く人」と書きかえるなら、一部というのは事実。
物質的に多くを握ろう、権力を得ようとするのは、一部の人だから。

でも、「物質」や「権力」と「救い」は違う。

救いは、各人の内側にあるもの。
もともと持っているものだから、得られないわけがない。

解決方法も、全部、自分が持っているんだよね。
足りないものなんて、ないんだよ。


やっぱり、寺を出てよかったよ。