カノンはじめの「隠れたところもあまねく照らす」

祈祷師の下で事務員をしていた時に見た世の中の裏側や、バンパイアと暮らしていた時のこと、その他スピリチュアルなことやヒーリングなどについて主観的に綴ったブログです。

ディープ・トーキョー

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さて、初めての街、葛飾区立石に行ってまいりました。

ここは昔、赤線だったらしい。

時間が早かったので、まだお店はあまり開いていませんでしたが、
おでんなどを煮ていて、庶民的な雰囲気。
店先には惣菜が並ぶ。

でも、自分はしっかりよそ者に見えるのか、街の人らしいカジュアルな出で立ちの方々に、ちょーガン見されました。
なのでビビって、写真は撮れませんでした(汗)。

この商店街は、ドランクドラゴン塚地出演の映画『間宮兄弟』の舞台になった。
兄役の佐々木蔵之介とよく行っていた中華料理屋(ギョーザ屋)らしき店がある。
ヒロインの沢尻エリカが店員になっている、貸しビデオ屋と思しき店もあった。

夕方とかに来れば、活気があるだろうなぁ~。

でも、のんべ横丁は、かなりディープな空間であった。

アーケードは昭和20年代の雰囲気。
町田の仲見世商店街や、小倉の旦過市場にも通づる何かが(古さだ)ある・・

薄暗いというより、かろうじて日が入ると言うか・・。
恐怖を伴った、強烈な印象が残る。


そこから、京急線の終点に設定されている「青砥」駅まで歩く。
葛飾区では、「こども110番の家」に両さんのステッカーが貼られている。
これなら安心して駈け込めるような気もする。

あとは、なんの変哲もない住宅街でございます。

街歩きも、ちょっと間違えば不審者じゃないかい?
通報されかねませんね。


青砥から京成本線で足立区、荒川区を通過して日暮里へ。

途中日光街道のあたりには、簡易宿泊所的なものが見えました。

行きは京成押上線墨田区を通過して葛飾区に入ったのだけれど、
途中、独特の匂いが感じられた。

その匂いは、2,3日自分にまとわりついていた。


さて、日暮里でレストラン『ニュートーキョー』に入る。
ここはね~、いいですよ~♪
ネーミングも古げですよね。(「ニュー」とついたら絶対古い)

パチンコ屋の2階ですが、ギラギラしてます♪
鏡に、赤じゅうたん、シャンデリア・・
昭和の、喫茶店華やかなりし頃の内装です。

あの頃、『喫茶店』には、夢があった・・

まさしく、「非日常」だったのでございます。

昔はキャバレーだったとの情報があるのですが・・

なかなか、居心地のいい空間でございます。

11時で、まだモーニングをやっていたので、
ためらいなく頼む。

350円で、紅茶ポットサービスの上
ゆで卵とホットサンド3切れ、それにミニサラダがつく。
この破格のコストパフォーマンス・・(泣かせるぜ)


体もあったまったし、満足して上野に向かう。


途中「鶯谷」は、ラブホテルの密集地帯である。
路地に、単身女性と単身男性がうろうろしている。

外国人とか、この地を初めて訪れる人には、異様な雰囲気だろうね。
いや、だれにとってもそうか。

このくらい狭いところにそういった人々がうろついていれば
なんだかピンとくるけれど、
錦糸町御徒町裏や川崎、伊勢佐木町に行き交う女性達に
私はまったく気づいていなかった。

寺の和尚や専務、出入りの警察の方や、他の男性に聞くまでは。

いかに、男と女では見える風景が違うか
その時初めて知った。

そのシーンについてだけではないだろうけど、
特に、それについては感じた。
(すいません、どーも奥歯にモノのはさまった的言い方ですよね。
いや、あからさまに言っちゃうと、削除されちゃうかと心配で・汗。)

人によっちゃぁ、
「ねえ、ああいうお姉さん、声かけてこない?」
って、私に聞いてくるんですけど、
「私にかけてくるわけないだろう!?」
まったく、何を考えてるんだか。

「ああ、やっぱり、女性には声をかけないのか」
って、当たり前だろう!?

私には、存在すらわかっていなかった。

でも、母にはわかっていたみたいだね。
人によるのか。私が人を見ていないだけか。


上野のバイク問屋街を抜けて、上野駅に到着する。


お茶でもしましょうと、アメ横へ。
このあたりには、雑誌に紹介されるような古い喫茶店がたくさんある。
そのうちの『丘』へ。

ここも、先ほどの『ニュートーキョー』と並ぶ
古めかしさでございます。
店内は洞窟のよう。

足を投げ出してくつろぐ一人客多数。

シャンデリアに過剰装飾の天井部。
場末のラブホみたいですよね。

で、またまたサンドウィッチと(先ほどのモーニングで中途ハンパなお腹のすき方なので)
チョコサンデーを頼みます。

こういうところのサンドウィッチって、なんだかぜいたくにできてる気がするのです。
お客さんにやさしいたっぷり加減なのです。

しかし、この生クリームてんこ盛りがいけなかった・・
これはのちのち、眠りにつくまで我々を苦しめることになる・・


さて、せっかくアメ横に来たのだから、『二木の菓子』に寄って行きましょう。
「二木二木二木二木、二木の菓子・・」
つい行く度に口ずさんでしまうCMでございます(笑)。

店内は、中国語や韓国語が飛び交っています。
アメ横のお客さんは、半分以上外国人じゃないですかね。

で、いつも買う、「ミナツネのあんず」でございます。
247円。うまうまです。
さらに165円のおつまみパックも。


東京は、街ごとの色合いがはっきり分かれます。
今日もディープな一日をありがとう♪