ちょいご無沙汰してしまいました。
テニミュ(「テニスの王子様」ミュージカル)も、終わってしまいました。
ま、まだライブは残っているけどね。
日がたってしまいましたが、後楽園の敷地内にある
JCBホールでの立海ファイナルの様子だけ少し。
エントランスに、キャストの写真やユニフォームのパネルが貼られております。
さすがファイナルでございます。
やはり私は、立海が好きです。
JCBホールの近くに「ジャンプショップ」があるのですが、
入り口のモニターで、同じユニフォームを着た人たちのライブが放映されていました。
が、テニミュとは様子が違う。
どうやら、アニメの声優さんたちのライブらしい。
テニミュも負けそうなほどの客の入りである。
「テニプリ(テニスの王子様のこと)は絶対2次元!!」
てな、コアなファンも多いようですからね。
原作(マンガ)、アニメ、ミュージカルとそれぞれにファンはいる。
もちろん掛け持ちもいるだろうけどね。
先日動画で見たけど、アニメもそれなりにおもしろかった。
四天宝寺中学の背景は、現場を見に行ったけど
四天王寺をびっくりするくらいキッチリ描写していて、感心してしまった。
やはり、大阪まで行ってよかった。
でも・・声優さんのライブは、自分にはなんか違う。
アニメ←声優さん←自分の意識
てな流れで、ちょい想像力がもうワンステップ余計に要求されている気がするのである。
ある意味、高度な想像力の遊びである。
マンガに入れ込むというのは、結構想像力を使う遊びなのである。
昔、マンガが盛んになり始めたころは
視覚に頼るため、
本を読むより想像力を使わなくなり、その力が衰退する
ってなことが言われたが、
マンガに入りこむのだって、結構な想像力を必要とする気がする。
それは、ちょい別な想像力かもしれん。
妄想力というか、
キャラクターが想像内で3次元的、4次元的に生きていると
考えられる力が要求される。
入れ込んでいる人々は、たぶん、各々のマインド中で
声優さんの声などをファクターとしてネットワークを作りながら
そういったキャラクターを動かしている気がするのである。
ま、こんなことは誰かがすでに言っていることかな。
声優さんのコンサートは、そのネットワークがより複雑だから
自分には感動からちょい遠いかなと思えてしまうのだ。
でも、昔だったらどうだろう。
高校生の自分は、もし戸田恵子がカララさん(『伝説巨神イデオン』のヒロイン)の
コスプレをしてステージに立つとしたら、
何があっても行っていただろう。
若い子は、存在を賭けてそういったものに入れこんでいるからだ。
今の自分には、その真剣さはない。
ラクである。
そういうことの差なのだと思う。
もう自分は、オタクではない。